そもそも「本みりん」て、何でしたっけ?
いわゆる「みりん」には、本みりん、みりん風調味料、みりんタイプ調味料(発酵調味料)の3種類があります。
本みりんは、お米から作った調味料です。もち米を主原料として、もち米、米こうじ、焼酎もしくは醸造アルコールを糖化・熟成させて作られます。
米こうじの酵素のはたらきでオリゴ糖などさまざまな糖類を含み、砂糖(ショ糖)の甘味とは異なるまろやかな甘みになります。またアルコール分が食材を引き締め、煮崩れを防ぐなどのはたらきも。調味成分とアルコールのあわせワザで、料理の味を均一に仕上げてくれるなど、調理において複雑な仕事をしてくれる調味料です。
みりん風調味料は、水あめ(糖類)、米・米こうじの醸造調味料、酸味料などをブレンドした調味料。みりんタイプ調味料は、水あめ(糖類)、米・米こうじの醸造調味料、食塩、アルコールなどを原料とした調味料で、塩を含んでいることが特徴です。
このなかで、本みりんはアルコールを含むため酒類調味料として酒税の対象になり、価格が少し高めです。
本みりんを使って、簡単デザート&料理のうまみをUP!
多機能調味料とも言える「本みりん」。デザートなど和食以外にも使うことで、いつもよりレベルアップした美味しさを楽しむことができます。本みりん活用術3選をご紹介します。
ふわふわの秘訣は、本みりん!「喫茶店風ホットケーキ」
喫茶店でいただくような、優しい甘みのホットケーキを、おうちで!
市販のホットケーキミックスに、本みりんを加えるとふんわり&しっとりとしたホットケーキに。代わりに牛乳の分量を少し減らます。
【材料】(3枚分)
ホットケーキミックス 100g
卵 1個
牛乳 80ml
バター 大さじ1(約12g)
本みりん 大さじ1
【作り方】
・下準備
バターはレンジで加熱して溶かしバターにする。(600W・20秒~)
1. ボウルに卵・牛乳・本みりん・溶かしバターを加えよく混ぜる。
2. 1にホットケーキミックスを加えて混ぜ合わせ、生地を作る。
3. フライパンを中火で熱して、生地を入れ弱火で3分加熱し、気泡がプツプツと出てきたら裏返して2分焼く。
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生キャラメルのような味わい!「みりんキャラメル」
本みりんと生クリームだけで、簡単に濃厚なキャラメルができあがります。
【材料】(約20個分)
本みりん 200ml
生クリーム(動物性) 200ml
【作り方】
1. フライパンに本みりんと生クリームを合わせ、混ぜながら中火で煮詰める。
2. だんだんと黄色く色付きとろみが出てくるので、鍋底にヘラのあとが見えてくるくらいまで煮詰める。煮詰め段階の最後の方は急に焦げやすくなるので注意。
3.クッキングシートを敷いたパウンド型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
4.20等分に切り分けてお好みでクッキングシートに包み、器に盛る。
カレーにちょい足し!コクとうまみUP
カレールーと一緒に、本みりん(大さじ1)を加えるとコクとうまみUPに!
【分量の目安】
カレー…4人分
本みりん…大さじ1
「本みりん」活用で、料理の腕前もUP!
実は、縁の下の力持ちのようにいろいろな働きをしてくれていた「本みりん」。活用すれば、もっと料理の腕が上がっちゃうかも! 本みりん活用術、ぜひお試しあれ。
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日の出みりん(キング醸造)
https://hinode-mirin.co.jp/
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取材・原文/米田ねこ 取材協力・写真提供/キング醸造