OurAge世代の皆様、気になる体の不調が増えてくるお年頃ですよね。私は最近目がしょぼしょぼしやすくなってきた気がしています。コンピュータに向かう時間を減らせばいいのでしょうが、これがなかなか…(涙)。
目に良い食材としてよく挙げられるものにほうれん草、ブロッコリー、卵、トマト、紫玉ねぎ、オレンジパプリカ、にんじんなどがあります。
ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、赤やオレンジのパプリカやかぼちゃなどはルテインを多く含み、緑内障、加齢黄斑変性症、白内障の予防や軽減に役立つと言われています。



ほかに、卵の卵黄にはカロテノイドが豊富に含まれていて、目の紫外線ダメージから網膜の細胞を守ると報告されています。目の細胞を活性酸素によるダメージから守り、目の老化防止が期待できる抗酸化物質のビタミンEも豊富に含んでいます。
また、トマトは強い抗酸化作用を持つリコピンを多く含み、目の酸化ストレスを軽減し、視覚機能をサポートします。
紫玉ねぎは抗酸化作用を持つアントシアニンを豊富に含み、目の健康維持と疲労軽減に役立ちます。同じくアントシアニンを多く含むブルーベリーも、目に良いことで知られていますね。

ほかにも、にんじんはビタミンAを多く含み、目の粘膜を保護し、網膜を良い状態に保って、夜盲症の軽減につながると言われています。
ここでは、目に良いと言われている食材をなるべく使ったレシピを3つ、ご紹介します。どれも簡単に作れるものばかりで、日々の食生活に取り入れやすいと思います。
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ほうれん草とトマトのオープンオムレツ

トマトは水煮のものを使って一手間省きます。オープンオムレツなので、きれいなオムレツを作るのが苦手な方にもおすすめです。
卵中サイズ3個は溶いておきます。ほうれん草一掴みはよく洗って、食べやすい長さに切っておきます。水煮のトマトは、ここでは角切りになっているもの大さじ3を使いました。小さめのフライパンにオリーブオイルとバターを適量入れて熱し、そこに溶き卵を流し込みます。トマトの水煮とほうれん草を上に置いて塩、胡椒し、蓋をして3〜5分待ったらできあがり。冷めないうちにどうぞ!
紫玉ねぎとオレンジパプリカとブロッコリーのピクルス

ピクルスは砂糖を多く入れるレシピが多いですが、これは砂糖ではなくハチミツを入れています。酸っぱすぎず、食べやすいピクルスです。
紫玉ねぎ1/2個はヘタをとってスライスします。オレンジパプリカ1/2個は、1㎝くらいの幅に切っておきます。ブロッコリーは小房に分けて、塩を少し入れ沸騰した湯に入れます。30秒くらいしたら、オレンジパプリカを加えてさらに30秒ゆで、ザルにとって冷水をかけておきます。
アップルサイダービネガー(なければ好みの酢)大さじ4、オリーブオイル大さじ2、ハチミツ大さじ2強、塩小さじ1弱を煮沸消毒した瓶に入れて混ぜ、そこに水気を切った野菜を入れて全体に混ぜます。30分もしたら食べられます。残った分は翌日も食べられますが、ブロッコリーは少し色が悪くなってしまうので、早めに食べるのが良いでしょう。
にんじんと赤パプリカのディップ

ちょっと甘めのディップなので、そのまま食べてもおいしく、おやつ代わりにもなります。スライスしたバゲットに塗ってトッピングで飾ると、ちょっとおしゃれなフィンガーフードになります。
にんじんは、ここでは中くらいのサイズ1本を、皮付きのままよく洗って、5〜7mmくらいの厚さに輪切りし、軽く塩、胡椒とオリーブオイルをまぶしました。お好みで皮をむいても構いませんが、栄養価は皮があった方が得られます。赤パプリカは縦半分に切り、ヘタと種とわたの部分を取ります。
オーブントースターを210℃に熱し、アルミホイルを敷いたオーブントレイににんじんと赤パプリカを重ならないように並べて、30分くらい、にんじんが柔らかくなり、赤パプリカの皮が黒ずんでくるまで焼きます。赤パプリカの皮が真っ黒になるまで待たなくていいです。
粗熱が取れたら、赤パプリカはむける範囲でいいので、皮をむきます。フードプロセッサーににんじんと赤パプリカ、メープルシロップ小さじ1、クミンと塩胡椒を各少々加えて、全体がドロドロになるまで混ぜてできあがり。
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フィンガーフードは、ひとつは輪切りにしたプチトマトと緑のオリーブと刻んだパセリ、もうひとつは輪切りにしたプチトマトとホワイトアンチョビ、そして刻んだパセリをのせました。ディップが甘めなので、少し塩気や酸味のあるトッピングを加えるのがおすすめです。よかったらお試しくださいね。





