東京・中目黒にある人気おばんざい店「青家」のオーナーシェフであり、国際中医薬膳師の資格を持つ料理家の青山有紀(あおやま・ゆき)さん。
本日発売の最新刊『野菜が主役の晩ごはん』は、4年間に渡る雑誌LEEでの連載や特集記事の中から、著者が得意とする、季節の素材を生かした身体に優しいレシピを106掲載。「野菜+肉や魚」のメインおかずと、さっと作れる野菜のサブおかずで、一年を通して活用できる、充実した一冊です。
さて、新しい生活や出会いが始まる春は、ワクワクする反面、慣れないことが多く、ストレスもたまりがちです。ストレスからくる胃腸の疲れや胃もたれには、キャベツがおすすめ! 胃腸の機能を整えてくれる働きがあります。
というわけで、『野菜が主役の晩ごはん』より、今が旬の春キャベツとアサリのレシピをご紹介。やわらかくて、生のままでも甘い春キャベツを、水を入れずに調理することで、うま味がぎゅっと凝縮されます。
春キャベツとアサリとベーコンの蒸し煮
◎材料・2人分
春キャベツ……300g
アサリ……200g
ベーコン……30g
にんにく……½かけ
オリーブオイル……小さじ2
酒……大さじ2
◎作り方
1 アサリは3%の塩水に入れて暗いところに1~2時間おいて砂を吐かせ、よく洗う。
2 にんにくは芯を取ってスライス、ベーコンは1㎝幅に、春キャベツはざく切りにする。
3 大きめのフライパンにオリーブオイル、にんにく、ベーコンを入れて火にかける。にんにくからいい香りがしてベーコンから脂が出たら中弱火にし、キャベツを加えて少し焼く。
4 うっすら焼き色がついたらアサリと酒を加えてフタをして弱火にし、アサリの口が開いたら味見をして、足りなければ塩(分量外)で味を調える。
※貝のうま味をキャベツにしっかり含ませて。
『野菜が主役の晩ごはん』には、ほかにもこんなレシピが……。
ぜひお手にとってお確かめください!
★購入は、お近くの書店、Our AgeストアまたはWEB書店で!
★電子書籍版も配信中です。
★試し読みはコチラから!