温泉宿でぐっすり眠った翌朝は・・・
温泉宿に泊まる楽しみはいろいろありますが、みなさんもご経験があるかと思う、この言葉「温泉にくると朝ごはんが美味しいのよね~。」そうなんです。温泉に入って、ぐっすり眠った翌朝にいただく“朝ごはん”。少し早めに起きて、温泉でゆっくり体を目覚めさせて、さらに、心地よい朝の風を浴びたくて、ちょっとお散歩したりして・・・。そうしているうちにどんどんお腹が空いてきて、朝ごはんが待ち遠しく感じられたりします。
今回ご紹介したい旅ごはんの最初にご覧いただきたいのはこの写真。
ぷるんとしたつやつやのお粥。その向こうに見えるおかずは、コモ豆腐と山菜、白いんげんと寒干し大根。日本の知恵と文化が詰まったヘルシーごはんです。
お粥さんといえば、お漬物。
囲炉裏には山菜、野菜、きのこがいっぱいの具だくさんお味噌汁。
そして、アクセントにはちょこっとだけ朴葉味噌。このように、日本の昔ながらの朝ごはんには、発酵食がいっぱい。味噌、醤油、みりん、漬物など発酵食品の酵素には腸内環境を良くする善玉菌のバランスを整え、体をイキイキさせてくれます。
豆腐鍋や温泉卵も加わって幸せいっぱいのヘルシーごはん。食物繊維も豊富ですから、すっきりと排出促進してくれるビューティメニューですね。
このお宿は、岐阜県の奥飛騨温泉郷の山間の小さな温泉地、福地温泉にある湯元長座。
趣ある提灯の回廊をゆっくりと歩いて、たどり着いた宿は飛騨の暮らしを感じる古民家。
温泉は福地の共同源泉1本とこの宿独自の自家源泉が3本。森の小道を歩いて行く「かわらの湯」は渓流の水音をききながら心身をデトックスできる温泉。ミネラル豊富で飲むこともできます。
宿の内湯は荘厳な湯屋造り。たっぷりと注がれる源泉かけ流しの温泉は、まるで表面張力があるかと思う程。朝の光に包まれて温泉に入れば、肌も体も細胞がひとつひとつ目覚めていくようです。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉、つるりとした感触で肌をなめらかに整える美肌系温泉です。
岐阜県・福地温泉
湯元長座
石井宏子
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