こんにちは、ミーナです。”からだ元気”のコーナーでは、「脳トレ」のシリーズが大人気です。「脳」にいい食事、気になりますよね。「脳」そして「体」のためには、やはりタンパク質が重要。ミーナの大好物のカキで、タンパク質がとれるのがうれしいです。
野菜とタンパク質中心の タンパク質イーターを目指そう
脳内神経物質であるアミノ酸。アミノ酸はタンパク質から作られます。そのアミノ酸を効率よくとるために考えられたのが、今回紹介する「ブレインリフォーム・レシピ」です。
タンパク質をベースに、食材+調理法+吸収率の3つを組み合わせた、脳をリフォームしてくれるレシピを4種類ご紹介します。
まず一つ目は、カキを使ったお料理です。
蒸しガキ つけ合わせ/ほうれん草のごまあえ
細胞分裂を促す亜鉛を豊富に含むカキ + 亜鉛の吸収効率を高めるビタミンCを含むレモン + 殺菌効果のあるホースラディッシュ + ビタミンCと、葉酸を含むほうれん草 + ミネラルを含むごま + ビタミンC・Kを含むのり=脳の活性化、新陳代謝のスピードをアップさせてくれます。
■材料(2人分)
カキ6個 日本酒大さじ3 レモン適量
ホースラディッシュ(チューブでも可)適量
ほうれん草½束 すりごま大さじ1
砂糖・しょうゆ各小さじ½ のり適量
■作り方
❶鍋に日本酒を入れて火にかける。沸騰したら洗ったカキを入れ、ふたをして弱火で2~3分ほど蒸し煮にします。
❷カキに火が通ったら取り出して皿に並べ、レモン汁をかけます。ホースラディッシュを添えます。
❸ほうれん草をゆでて食べやすい大きさに切り、すりごま、砂糖、しょうゆを混ぜ合わせたものであえます。
❹③を盛りつけ、上に細切りにしたのりを飾ります。
●体の糖化+AGE(糖化の最終過程で作られる「終末糖化産物」)=老化です。
脳を含めた人体の老化を防ぐには、低GI食品(体への糖質の吸収度合いが低い食品)を、AGEを抑制する「低温調理法」で調理することが大切。
この低温調理法では、最もよいのが生で「生→蒸す→煮る→炒める→焼く→揚げる」の順になります。
次回は、脳を活性化してくれるお魚を使ったお料理をご紹介します。
撮影/板野賢治 料理・スタイリング/沼津りえ
栄養指導・レシピ提案/佐藤智春 構成・原文/上田恵子