毎日でも食べ続けられるおいしさ
低糖質なふすまパン
こんにちは、北村美香です。
天高く肥ゆる秋到来です。パン好きの私ですが、最近、体重管理のために、糖質をあまりとらないようにしていて、食卓でのパンの登場頻度が少なくなっています。あー、でも、やっぱり食べたい! 朝のコーヒーが大好きですから、それならやっぱり、パンが食べたいなー。そんなことを思いながら、ここ数年を過ごしてきました。
先日、知り合いの方から、そんな私にぴったりのパンを紹介されました。「ふすまを使っているから低糖質でオーガニック、おいしいのよ」ですって。
これは、すぐにでも買いにいかねばなるまい。JR恵比寿駅から明治通沿いを渋谷方面に歩いてすぐのところにお店はありました。
その名も「フスボン」。看板のバンビや、白いペンキで塗られた外観にやさしい雰囲気が漂います。中に入れば、無垢の木のカウンターにドーナッツ状のかわいらしいパンが並んでいます。
さて、このパン屋さん、オープンしてまだ1ヶ月も経っていませんが、すでにお店では売り切れがでるほどの人気です。人気の秘密は、そのヘルシーさと味でしょう。
最近、低糖質パンとして人気がでてきた「ふすまパン」。大手コンビニエンスストアーでは、2年間で約3,500万個も売れ、一躍脚光を浴びています。その原料の「ふすま」は、英語で「ブラン」と呼ばれています。シリアルやクッキーの名前に付けられているので、馴染みのある言葉ですね。
さて、「ふすま」とは、小麦などの外皮のこと。ちなみに、小麦粒からふすまと胚芽が取り除かれたものが小麦粉です。ふすまから作られたふすま粉は、糖質を多く含む胚乳が一切含まれていないことから、低糖質なのです。しかもカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが豊富。食物繊維が豊富なのも魅力ですね。
食物繊維には2種類あり、「水溶性食物繊維」と「不水溶性食物繊維」があり、2種類をバランスよく摂ることが、快適なお通じに通じるのだとか。小麦ふすまには、不溶性食物繊維がたっぷり。水溶性食物繊維が豊富な、オーツ麦ふすま粉を配合していることも、こだわりのひとつ。
さらに、ふすまは、農薬がいちばん浴びやすい部分なので、心配される方が多いのですが、ちゃんとオーガニック小麦のふすまを使っているそうです。
ふすまのパンなんて、パサパサしていて食べにくいのではとひそかに心配していましたが、食べてみて驚きました。もっちもちしていて、ふんわりやわらか。控えめな甘さなので、食事パンにぴったりです。
気に入ったのは、「クランベリー クリームチーズ」「カカオwithアーモンド」。
クランベリーは、クリームチーズ入り、カカオは糖質0のチョコレート入りなので、これひとつで充分満足です。朝ごはんにも、おやつにもいいですね。
オーブントースターで温めて、コーヒーと一緒にいたただきました。子供のおやつなら、ホットミルクやココアもいいですね。
糖尿病の方など、糖質制限は長く続けなければならないので、低糖質でおいしいパンはとてもありがたい存在です。取り寄せも可能です。冷凍で届くので、まとめて買って冷凍保存しておけば、糖質管理をする家庭には力強い助っ人になるはず。食物繊維が豊富なので、便秘対策にも。美肌効果もありそう。しばらく、「朝フスボン」「おやつフスボン」にはまりそうです。
Fusubon Shop
東京都渋谷区東3-15-3
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☎03-6427-4830