若林三弥子さんといえば、おしゃれなおもてなし料理が人気ですよね。ミーナもいつか、友人を招いてステキなおもてなし会を開いてみたいな・・・そんな時、スーパーフードを使ったメニューが入っていると、一目おかれちゃいますね。
4人の料理家に聞きました!
スーパーフードをおしゃれに食事に取り入れるには?
「美容と健康にいい!」と人気のスーパーフードですが、馴染みが薄く、使い方がちょっと難しい食材も…。
そこで、自身も積極的にこうしたスーパーフードを日々取り入れているという、OurAge世代の料理家4人に、その上手な取り入れ方を伺ってみました。毎日無理なく、効果的に取り入れるレシピをぜひ参考にしてください。
おしゃれなおもてなし料理で大人気の若林三弥子さん。スーパーフードの取り入れ方にも、キラリとセンスが光ります。
今回は、そんな若林さんが考える、スーパーフードの取り入れ方についてと、スプラウトを使ったスムージーのレシピのご紹介です。
食事は心と体を喜ばせるもの。
お気に入りを取り入れればOK
若林三弥子さん Miyako Wakabayashi
profile
1958年生まれ。主宰する料理教室「boa mesa(ボアメーザ)」は、現在500人の生徒が通い、さらに950人以上がキャンセル待ち中と、大人気。著書に『サロネーゼ 若林三弥子の毎日の食卓』(集英社)ほか多数
体を養ってくれるのは「おいしい」と感じるもの
「体にいい」と話題になっているスーパーフードには必ずトライするという若林三弥子さん。でも、実際に毎日の食事に取り入れるのは、自分が「好き!」「おいしい!」と感じたものだけ。「おいしいと感じていないと栄養が体の中に入っていかないと思うんです」
そんな若林さんが特に気に入っているスーパーフードがスプラウトとアサイー。さまざまな種類のスプラウトを使ったスムージーは朝食の定番です。
アサイーはパック入りのジェルタイプを常食するほか、爽やかな酸味とほのかな甘味を生かして料理にも。深いパープルの色味も魅力的です。「スーパーフードも、まずは健康効果だけにこだわらず料理としての完成度、つまりおいしいと感じることが大切です」
バランスのとれた日々の食事が基本!
美と健康を気遣う若林さんにとって、スーパーフードは強い味方。でも、スーパーフードをとるだけでは、その効果は期待できないと言います。
「食事は、継続とバランスだと思うんです。体にいいというひとつの食材を、頑張って毎日大量にとってみても効果はないし、同じものを食べ続けることで、かえって体調が崩れる場合もあるように思います」
ゆるめの糖質オフを心がけたり、自身の得意料理法「蒸しいため」で野菜をたっぷりとったり、とつねにヘルシーな食事を意識する若林さん。こうした食生活がベースとなって、スーパーフードの効果が発揮されるようです。
スプラウトとアボカドと
ナッツのスムージー
大好きなスプラウトをたっぷりとるにはこれ!
■材料(200㎖のグラス4杯分)
スプラウト(レッドキャベツ、クレス、ブロッコリーなどの新芽を合わせて)100g
アボカド(種と皮を除く)½個分
キウイ(皮をむく)1個
ナッツ(アーモンド、カシューナッツなど好みのもの。塩分無添加、揚げていないものを使用)10g
プレーンヨーグルト75g
豆乳400㎖
■作り方
すべての材料をミキサーに入れ、撹拌する。カップに注ぎ、好みのスプラウト(分量外)をトッピング。
次回は、アサイーとアマランサスを使った、若林さんおすすめのスーパーフードレシピ2つをご紹介します。
撮影/板野賢治 構成・原文/瀬戸由美子