軽井沢の温泉・温灸・ヘルシーブランチですっきり腸活
もうすっかり秋の風が吹いているというのに、なんだか夏の疲れを引きずっているような今日この頃、これ“秋バテ”というのだそうです。冷房や薄着で隠れ“冷え”を抱えたまま、気がつけば秋。季節の変化に体が順応しきれずに自律神経が不調になったり、内臓の働きもスローになってしまいます。こんな時こそ、温泉のチカラを借りて「温め美容」が必要です。そんな悩みを解決すべく秋の風景になった軽井沢へ向かいました。今回の旅の目的は「腸活」、この魅力的な響きを聞いて、いてもたってもいられず、即、でかけることにしたのです。
この滞在プログラムを行っているのは、星のや 軽井沢。2泊3日の滞在中に、温泉入浴と温泉を使ったアクティビティ、温灸・指圧のスパ、朝のスムージーとブランチがセットになっています。まずは体を温める温泉へ。宿泊者専用のメディテイションバスはスイスの温泉リゾートを思い出させるようなデザイン、ちょっと別世界です。温泉は39℃ほどに調整されていて、ぬるめの温泉にゆっくりとつかることができます。源泉が細い滝のように落ちる場所では「打たせ湯」をすることもできます。この水の落ちる音だけが響く静かな空間は、なんともいえないピースフルな気持ちになります。
1日目は内臓を温めるための“温灸”。腸活ステイの前に、”
朝は、お部屋にスムージーが運ばれます。これは緑のスムージー、ほうれん草、バナナ、りんごだけで作られています。たっぷりの量でコップ2杯分ほど、美味しくてごくごくといただいてしまいました。滞在中には温泉を使ったスパアクティビティにも参加できます。スパインストラクターの指導のもと、水着でできるプログラムです。「温泉美養」はメディテイションバスの深さを活用したスローストレッチ。「浮遊浴」は温泉の中でアクアポールに体を預けて全身の脱力をするリラクゼーション。どんどん体が温まり、驚きの腸活を実感できました。
腸活ブランチのメニューは、なかなかよいバランスのヘルシーごはんでした。胡桃がのった、たっぷりのグリーンサラダ。根菜の積み木、こんにゃくと小松菜ときのこのお浸し。
きのこと粒蕎麦雑炊に半熟玉子のフライのせ、薩摩芋の蜜煮入りヨーグルト。腸を活性しスムーズな排出を助ける、食物繊維、ビタミン、ミネラル、酵素、そして乳酸菌などをバランスよく摂取できますね。
スパルームで本格的な指圧と温灸。鍼灸師の舟田先生が、体の状態を確認して、不調の部分を指圧で整えながら、足、背中、お腹などにお灸をしてくれます。使用するのは「生姜」と「もぐさ」。生姜のスライスを肌にのせ、その上でもぐさを燃やします。
ツボの指圧と温灸でどんどん体が温まって発汗してきます。おへその周りがふんわり温かく感じるのは内臓がしっかり温まってきたからかも。体の歪みも整えてもらって、冷えも改善。腸活して体も気分もすっきり元気になれる旅でした。
星のや 軽井沢
http://www.hoshinoyakaruizawa.com/
滞在型スパプログラム「腸活ステイ」
http://www.hoshinoyakaruizawa.com/#/spa/cure/chokatsu_stay
石井宏子
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