ハード系のパンのしっかりした味わいと歯ごたえが好きなミーナです。今回ご紹介するのは、パンにたっぷり塗って食べたいサバの燻製のディップ。ライ麦パンのコクとマッチ、食べ過ぎに注意です。
「しっかり食べても太らず、パワフル! 」の秘訣を料理家に聞きました
賢い【主食】の選び方&とり方
近年、ご飯やパンといった穀物系メニューは、肥満が気になる女性からちょっと嫌われがちですが、本来穀物は、人間の活動のエネルギー源となる大切な主食。
食のプロは賢く主食を食べ、美と活力をキープしているようです。
ここでは、食のプロ3名の【主食】に対する考え方とおすすめレシピをご紹介します。
今回は、門倉多仁亜さん特製のサバの燻製を使ったライ麦パンと相性抜群のカナッペレシピをご紹介します。
スープやディップと合わせてライ麦パンを飽きずに食べる
朝食に、おつまみに。常備しておくと便利なディップ
ちょっぴりくせのあるサバの燻製が、サワークリーム&ヨーグルトの酸味と好相性。
薄くスライスしたライ麦パンにたっぷり塗って。
サバの燻製のカナッペ
■材料(4人分)
ライ麦パン適量
バター適量
サバの燻製(市販品)※約100g
サワークリーム大さじ1½
プレーンヨーグルト大さじ1½
紫玉ねぎ¼個
ディル2~3本
レモン汁・塩・こしょう各少々
■作り方
❶ライ麦パンを食べやすい大きさに切り、バターを塗ります。
❷サバの燻製は皮をはがし、身をほぐします。
❸ボウルにサワークリームとヨーグルトを入れて混ぜます。みじん切りにした紫玉ねぎ、刻んだディル、②を混ぜます。レモン汁、塩、こしょうで味を調えます。
❹パンに③を塗り、飾り用の紫玉ねぎとディル(ともに分量外)をのせます。
※さばの燻製(100g)¥480/酒悦
門倉多仁亜さん Tania Kadokura
profile
1966年生まれ。料理研究家。日本人の父とドイツ人の母をもち、子ども時代を日本、ドイツ、アメリカで過ごす。現在は料理を中心にドイツのライフスタイルを紹介。近著に『タニアのドイツ式シンプル料理』(NHK出版)
撮影/板野賢治 取材・原文/瀬戸由美子