食べるの大好き、料理苦手なミーナですが、ナカムラさんの「賢い3つの調理法」なら、和食の基本、お煮しめも上手においしくできそう。
タカコ ナカムラさんに習う
「賢い3つの調理法」で作るおすすめレシピ
タカコ ナカムラさんが提案する調理法は、素材の持つパワーを効率的に摂取できる方法です。
「賢い3つの調理法」でご紹介した方法のコツをつかんで習慣にすれば、毎日の料理作りがぐんとラクに。献立も充実します。
今回は、低温スチーミングを利用したお煮しめのレシピをご紹介します。
低温スチーミングのやり方は、こちら
低温スチーミングの
お煮しめ
煮汁をからめるだけで、しっかり煮しめた味になります
■材料(作りやすい分量)
ごぼう1/2本 にんじん1/2本 里いも2個 れんこん150g
こんにゃく1/2枚 干ししいたけ2枚 絹さや適量
煮汁※適量
※煮汁
干ししいたけのもどし汁300㎖
うす口しょうゆ大さじ4 みりん大さじ3 酒大さじ1
■作り方
❶干ししいたけは水でもどします。ごぼうは薄めの斜め切り、にんじん、里いも、れんこんは食べやすい大きさに切ります。こんにゃくはスプーンでひと口大のそぎ切りにします。すべてをまとめて85℃で40分低温スチーミングしておきます。
❷鍋に煮汁を入れてひと煮立ちさせます。①の野菜を加えて再度沸騰させ、味を馴染ませて火を止めます。煮汁につけたままおいておくことで味がしみてきます。
❸器に盛りつけて、ゆでた絹さやを飾ります。
タカコ ナカムラさん Takako Nakamura
profile
1957年生まれ。アメリカ遊学中にホールフードに目覚める。現在、食と暮らしと環境を丸ごと学ぶ「タカコ ナカムラ ホールフードスクール」主宰。近著に『奇跡の野菜だし ベジブロス』(パンローリング)がある。
次回は、ベジブロスを使った炊き込みご飯のレシピをご紹介します。
撮影/板野賢治 構成・原文/瀬戸由美子