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チアシードでプルプル&プチプチ食感の調味料

山田玲子(やまだ れいこ)

山田玲子(やまだ れいこ)

料理研究家

浜田山・麹町にて料理教室「Salon de R」を主宰。女性の美と健康を考えた、おしゃれなメニューを数多く提案する。

また、「食することは人の輪なり」をモットーに、国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている。

近著に全文英訳付きレシピ本『おにぎりレシピ101』(ポット出版)がある。

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チアシードでプルプル&プチプチ食感の調味料

 

 

暑さも少しずつやわらいできて、「夏も終わり?」とちょっと淋しさも感じる時期ですね。

 

今年の記録的な猛暑で夏バテ気味の方や、強い日差しを浴びたせいでお肌に不調を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんなとき、ぜひ食事に取り入れていただきたいのがチアシード! 南米産のスーパーフードとして、日本でもすっかり定着したチアシードには、たんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)、ビタミンB群、食物繊維、αリノレン酸などが豊富に含まれています。

 

アメリカでブレイクし始めた頃はまだ日本では入手できませんでしたが、最近はスーパーでも簡単に手に入るようになりましたね。でも、その使い方となると、ヨーグルトやスムージーに入れるというのがほとんどです。

 

入荷待ちまでして買ったけれど、なかなか使う機会がなく…と、困っている人も多いですね。「封を開けてしまったので、もっと頻繁にたくさん使用したいのだけど、どのように使ったらいいですか?」という声を多く聞くので、今回はちょっと趣向を変えて、チアシードを簡単に取れる方法をご紹介します。

 

それは、チアシードを調味料に入れるという方法。

 

チアシードは、水につけておくと水分を吸ってプルプルのゼリー状になるという性質をもっています。

山田玲子チアシード<写真01>

 

 

そこで、この性質を生かしてちょっとユニークな調味料に。液状の調味料に入れて少し置いておくとプルプルのゼリー状になり、チアシードの粒はプチプチとした食感の演出になります。

 

1.めんつゆに

蕎麦をいただくときのめんつゆを、チアシード入りに。

めんつゆを作り、チアシードを入れて30分くらい置いておきます。

山田玲子チアシード<写真02>

 

 

2.しょうゆに

冷奴を準備している間に、大さじ3くらいのおしょうゆに大さじ1のチアシードを入れます。トッピングとして、玉ねぎのスライスをのせます。チアシードがプルプルになっていますので、これをお豆腐の上にのせます。

山田玲子チアシード<写真03>

 

 

3.甘酢に

夏に好評な雑穀米のお寿司。

甘酢にチアシードを入れてふやかし、炊いた雑穀ご飯に混ぜると……。見た目にはチアシードが入っているとは……? 思えませんね。これにきゅうりや枝豆をいれて爽やかなお寿司に仕上げます。

山田玲子チアシード<写真04>

 

 

きゅうりとみょうがの酢の物にもよく、この甘酢を使います。

山田玲子チアシード<写真05>

 

 

チアシードを調味料に入れておくだけでOK。野菜など他の材料の下準備をしている間にできてしまうのでとても簡単です!

 

 

山田玲子公式HP http://www.reiko-cooking.com/

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