チアシードでプルプル&プチプチ食感の調味料
暑さも少しずつやわらいできて、「夏も終わり?」とちょっと淋しさも感じる時期ですね。
今年の記録的な猛暑で夏バテ気味の方や、強い日差しを浴びたせいでお肌に不調を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなとき、ぜひ食事に取り入れていただきたいのがチアシード! 南米産のスーパーフードとして、日本でもすっかり定着したチアシードには、たんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)、ビタミンB群、食物繊維、αリノレン酸などが豊富に含まれています。
アメリカでブレイクし始めた頃はまだ日本では入手できませんでしたが、最近はスーパーでも簡単に手に入るようになりましたね。でも、その使い方となると、ヨーグルトやスムージーに入れるというのがほとんどです。
入荷待ちまでして買ったけれど、なかなか使う機会がなく…と、困っている人も多いですね。「封を開けてしまったので、もっと頻繁にたくさん使用したいのだけど、どのように使ったらいいですか?」という声を多く聞くので、今回はちょっと趣向を変えて、チアシードを簡単に取れる方法をご紹介します。
それは、チアシードを調味料に入れるという方法。
チアシードは、水につけておくと水分を吸ってプルプルのゼリー状になるという性質をもっています。
そこで、この性質を生かしてちょっとユニークな調味料に。液状の調味料に入れて少し置いておくとプルプルのゼリー状になり、チアシードの粒はプチプチとした食感の演出になります。
1.めんつゆに
蕎麦をいただくときのめんつゆを、チアシード入りに。
めんつゆを作り、チアシードを入れて30分くらい置いておきます。
2.しょうゆに
冷奴を準備している間に、大さじ3くらいのおしょうゆに大さじ1のチアシードを入れます。トッピングとして、玉ねぎのスライスをのせます。チアシードがプルプルになっていますので、これをお豆腐の上にのせます。
3.甘酢に
夏に好評な雑穀米のお寿司。
甘酢にチアシードを入れてふやかし、炊いた雑穀ご飯に混ぜると……。見た目にはチアシードが入っているとは……? 思えませんね。これにきゅうりや枝豆をいれて爽やかなお寿司に仕上げます。
きゅうりとみょうがの酢の物にもよく、この甘酢を使います。
チアシードを調味料に入れておくだけでOK。野菜など他の材料の下準備をしている間にできてしまうのでとても簡単です!
山田玲子公式HP http://www.reiko-cooking.com/