どうしても栗が好き。~長野県・小布施~
そういえば、わたしは子供のころから「栗」が大好きでした。そして、もちろん、今でも。というわけで、長野県を旅する時に、何かにつけて小布施へ立ち寄ります。小布施はご存知の通り、栗で有名な町。栗のお菓子の老舗が並んでいるので、お買い物も楽しみなのですが、気に入って立ち寄るお店を2つご紹介したいと思います。
小布施堂の裏手、枡一市村酒造場の酒蔵の一部を改装したレストラン「蔵部(くらぶ)」。小布施北斎館の手前に入り口があります。
中に入ると大きなカウンター。造り酒屋をイメージしている店内は、ぱっぴ姿に鉢巻のいなせな料理人やスタッフが働く様子は、ライブ感があってとても素敵です。
蔵部のランチはとっても人気。できれば事前に予約をいれるか、または、11:30の開店に合わせて行くことをお勧めします。ここのランチはセットメニューで、信州産牛肩ロース重ね焼きと、本日の焼魚の2つのコースから選びます。えっ?信州で焼魚?と思いますが、炭火で焼き上げる鮭の西京漬けなど、とても美味しくて人気です。
そして、ぜひ、ここで裏技(かつては裏技だったのですが、今はメニューに書いてあります(笑))を使って、ご飯を「栗おこわ」へ変更をお願いしてください。(追加料金あり)
こうしてお目にかかれるのが、この栗おこわです。お米は長野産のモチヒカリと新潟産のコシヒカリのブレンド。この絶妙なブレンド具合のツヤツヤ、ふんわり、もっちもちのごはん、そしてその上には大きな栗がごろん。栗とお米のいい香りがふわ~。
野菜たっぷり具だくさんの豚汁と小鉢、そして、炭火焼きのお魚。大満足の幸せランチです。
そして、もう1軒。忘れてならないのが、栗の木テラスのモンブラン。こちらも甘さ控えめで、もちろん栗だけを使っています。やわらかさといい、口どけといい、クリームと栗のバランスといい、天下一品。片手に乗るほどの大きさですから、ぜひ、別腹をご用意ください。栗の木テラスはもうひとつの老舗・桜井甘精堂の系列。本格欧州スタイルのアフタヌーンティーがコンセプトのケーキ屋さんで、紅茶の種類が豊富。その季節によって入荷した特別な限定茶葉やオーガニックの紅茶もあって、それもまた楽しみなのです。
どうしても栗の良さをお伝えしたいので栄養素を調べてみました。まず、栗には抗酸化作用と細胞再生を助けるビタミンB2がある!これは「アンチエイジングパワー」としてうれしい栄養ですね。それから、とりすぎた塩分の排出を助けるカリウムも含まれている。なるほど、これもありがたいです。そして、特に漢方薬として注目されているのが「葉酸」。これは血液を作る栄養素といわれ、栗は血液にいいし滋養強壮にもなると薬膳にも使われているというわけです。あら、うれしい。これで、心置きなく、栗のごちそうをいただくことができます。
蔵部
http://www.obusedo.com/store/detail/club.html
栗の木テラス
http://www.kanseido.co.jp/shop/obuse/
石井宏子
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