スーパーフードを味方につけて
ごちそう美腸サラダ
体の健康やエイジングケアは、腸の健康と直結します。野菜たっぷりのサラダは、腸内環境を整えるのに最強のメニュー。肉や魚をプラスすれば、ひと皿で満足のごちそうに。
さらに、栄養価が高く健康によい成分を豊富に含むスーパーフードを上手に取り入れて、腸のコンディションをぐんとアップ。若々しさと美しさをつねにキープできる体を目指しましょう！
今回は、野菜料理家の庄司いずみさんおすすめの、２種の日本のスーパーフードを使った「チョップサラダ」のレシピをご紹介します。
野菜料理家が提案する新感覚サラダ。
和のスーパーフードは腸の応援団
乾物をはじめ、梅干し、味噌、ごまなど。昔ながらの日本の食材は、腸を健康にするパワーがいっぱい！ 調理法もちょっぴり工夫して、サラダにもぜひ積極的に取り入れたいですね。
教えていただいたのは
庄司いずみさん Izumi Shoji
1965年生まれ。野菜料理家。かんぶつマエストロ。野菜ソムリエ。
OurAgeの人気ライターで、web連載
「野菜の話、ときどきベジレシピ」が好評！
「庄司いずみ ベジタブル・クッキング・スタジオ」では
自身の講座に加え、他の料理家の野菜料理の講座もプロデュースする。
彩り野菜と切り干し大根、ひじきのチョップサラダ
カラフル野菜で抗酸化成分摂取。
厚揚げでタンパク質もしっかりと
包丁でザクザク刻んだ野菜にドレッシングをたっぷりからめて、スプーンでいただきます。大葉やせりの香りがアクセントに！
■材料（2人分）
厚揚げ……70ｇ
（A）
しょうゆ……小さじ1/2
おろしにんにく……小さじ1/8
（B）
かぶ……中１個（50ｇ）
紫キャベツ……１枚（50ｇ）
セロリ……1/2本（50ｇ）
にんじん……小1/2本（50ｇ）
せり……１束
大葉……１束
アボカド……1/2個（100ｇ）
切り干し大根……10ｇ
芽ひじき……３ｇ
■作り方
１.厚揚げは油抜きをしてひと口大に切ります。Aの調味料を回しかけて10分おきます。
２.Bの材料はザク切りにします。
３.切り干し大根は洗って水気をきり、芽ひじきはさっとゆでます。
４.①〜③をまな板の上にのせ、包丁で刻み、ドレッシングであえて器に盛ります。
【梅干しドレッシング】
梅干し大３個は包丁でたたく。みじん切りにしたにんにく1/4片、みりん大さじ２、オリーブオイル大さじ２と合わせます。
●健腸ポイント●
切り干し大根
100ｇ中の食物繊維含有量は、生の大根の約15倍の20.7ｇ。OurAge世代が意識してとりたいタンパク質も、生の大根には100ｇ中0.5ｇですが、乾物には約11倍の5.7ｇが含まれています
ひじき
ごぼうの約７倍の食物繊維を含有。しかも、水溶性と不溶性、どちらもバランスよく併せ持っているので、健腸効果抜群です。さらに、便通を促す働きを持つマグネシウムも豊富
次回は、あずきと海藻、温野菜の彩りサラダのレシピをご紹介します。
撮影／板野賢治 スタイリスト／中野径恵 構成・原文／瀬戸由美子
