スーパーフードを味方につけて
ごちそう美腸サラダ
体の健康やエイジングケアは、腸の健康と直結します。野菜たっぷりのサラダは、腸内環境を整えるのに最強のメニュー。肉や魚をプラスすれば、ひと皿で満足のごちそうに。
さらに、栄養価が高く健康によい成分を豊富に含むスーパーフードを上手に取り入れて、腸のコンディションをぐんとアップ。若々しさと美しさをつねにキープできる体を目指しましょう!
ここでは、3人の方に美腸効果が期待できる「サラダ」のレシピを教えていただきます。
今回は、料理家・管理栄養士の沼津りえさんおすすめの、たっぷりの野菜にスーパーフードを上手に取り入れた、腸を元気にするサラダのレシピをご紹介します。
たっぷり野菜にスーパーフードをプラスして。
美腸効果も味も! 欲張りごちそうサラダ
高い栄養価で話題のスーパーフードを、サラダに上手に取り入れてみましょう。馴染みのない素材も多いですが、サラダなら使いやすいのでぜひお試しを!
教えていただいたのは
沼津りえさん Rie Numazu
1970年生まれ。料理家・管理栄養士。
料理教室「cook会」を主宰し、
家族の健康を支える作りやすいレシピで人気を得ている。
雑誌・広告でのレシピ開発、料理、スタイリングなどで活躍中。
http://riecookcookcook.jp/
腸を元気にする栄養分を、
ひと皿のサラダに盛り込んで
今、巷で話題のサラダ専門店やデパ地下のデリで見かける、さまざまな素材を使った「ボリュームたっぷりのサラダ」を作ってみませんか? おいしいのはもちろん、腸にもよい効果があります。
「たっぷりの野菜にトッピングとして海藻、豆、ナッツ、雑穀などをプラスすると、食物繊維量がぐんとアップします。また、ずば抜けた栄養価を持つことで注目を集めるスーパーフードには、食物繊維をはじめ、腸を元気にする成分が多く含まれているので、上手に取り入れてみて」と沼津さん。
肉や魚などのタンパク質源も盛り込めば、ごちそう風に。アワエイジ世代が毎日とりたいタンパク質がサラダで摂取できます。
ドレッシングにも、腸を健康に美しくする効果を持つ食材を加えて手作りを。全方向から腸活を進めましょう!
新玉ねぎ&セロリと魚介のサラダ
ワイルドライス入り
玉ねぎのオリゴ糖が腸内の善玉菌を元気に。
マキベリーの抗酸化力にも期待!
玉ねぎとセロリの爽やかな風味とマキベリーの酸味が好相性。シャキシャキとした歯ごたえと魚介の旨味を楽しんで。
■材料(2人分)
ホタテ貝柱(刺身用)……30g
むきエビ(ボイル)……30g
イカ(ボイル)……30g
新玉ねぎ……1/2個
セロリ……1本
ゆでたワイルドライス……大さじ4
タイム……適量
■作り方
1.新玉ねぎ、セロリは薄切りにし、水にさらしておきます。
2.ホタテ貝柱は、5㎜幅に横に切って薄くし、イカは1㎝幅の輪切りにします。
3.水気をきった野菜と魚介を皿に盛り、全体にゆでたワイルドライスを散らします。タイムを飾ります。
【マキベリードレッシング】
マキベリーパウダー大さじ1、バルサミコ酢大さじ1/2、オリーブオイル大さじ1、塩・こしょう各少々を混ぜ合わせます。
●健腸ポイント●
ワイルドライス
ネイティブアメリカンが古代より食べていた、イネ科マコモ属の草の実。タンパク質、食物繊維が豊富です。他の雑穀と一緒にご飯に混ぜるか、またはスープに使っても美味!
次回は、沼津りえさんに、高い抗酸化作用もあるフラックスシード(亜麻仁)入りの、生桜エビと生わかめ、ルッコラのサラダのレシピを教えていただきます。
撮影/板野賢治 スタイリスト/中野径恵 構成・原文/瀬戸由美子