スーパーフードを味方につけて
ごちそう美腸サラダ
体の健康やエイジングケアは、腸の健康と直結します。野菜たっぷりのサラダは、腸内環境を整えるのに最強のメニュー。肉や魚をプラスすれば、ひと皿で満足のごちそうに。
さらに、栄養価が高く健康によい成分を豊富に含むスーパーフードを上手に取り入れて、腸のコンディションをぐんとアップ。若々しさと美しさをつねにキープできる体を目指しましょう!
おいしくヘルシーにサラダを作るコツ
腸の調子をよくするためのサラダだから、よりヘルシーな調理法を心がけたいもの。 ここでは、美腸サラダを作る際にできるだけ栄養価を逃さないようにするコツやアイテムをご紹介していきます。
また、良質な調味料のセレクトもポイント! ぜひ参考にしてください。
今回は、栄養が凝縮しているスーパーフードのパウダーの使い方や、酸化しやすい油の使い方の注意点などをご紹介します。
■スーパーフードの力を凝縮したパウダーをドレッシングに活用!
パウダー状のスーパーフードは、スムージーやヨーグルトに加えるのが一般的な使い方ですが、ドレッシングにもぜひ活用したいもの。栄養が凝縮されているので少量で十分。ただし、保存には向かないので、ドレッシングはそのつど作るようにしましょう。
■塩はミネラル分の多い、天然塩をチョイスしたい!
健康を気遣うOurAge世代ならぜひ天然塩を! 精製塩は、天然の塩に含まれるカリウム、カルシウム、マグネシウムなどが取り除かれてしまい、99%が塩化ナトリウムに。もちろん味の点でも天然塩のほうがまろやかで、コクや甘味があります。
■オメガ3系脂肪酸の多い油は酸化が早いので管理に注意!
「血管をしなやかにする」などの健康効果で注目のオメガ3系脂肪酸ですが、酸化しやすいのが弱点。オメガ3系脂肪酸を多く含む油、亜麻仁油、えごま油、しそ油などは、いずれも日光・高温を避け、できれば開封後1〜2カ月で使いきって。
次回は、おいしさも栄養も、そして鮮度もキープしてくれる便利アイテムをご紹介します。
撮影/板野賢治 スタイリスト/中野径恵 構成・原文/瀬戸由美子