素材を選ばない柔軟さと和・洋・中すべての料理に変身できる多様性。コレステロール値の低下、老化防止、更年期症状の軽減、美容やダイエットにもいいなど、豆腐はまるでスーパーマンのような存在。奈良時代から長い長い間日本人に愛され続けてきた豆腐を、先人の知恵に感謝しつつ、おいしくいただきましょう!
今回は便利な道具集をご紹介します。これがあれば、豆腐料理が簡単にでき、しかも、ふだんの料理にも便利なものを集めました。持っていて損はないものばかりです。
簡単蒸し器
鍋のサイズを選ばず使えます。深鍋に入れ、底に水を張って沸かせば、簡単に蒸すことができます。中央のつまみは取りはずせるタイプが多いので、器ごと蒸すときにも便利。
すり鉢
白あえは、すり鉢でごまをすりつぶし、豆腐を加えてあえ衣を作ります。ミキサーでもできますが、 すり鉢ですったものは香りが違います。これに具材を加えれば白あえが完成。
盆ザル
1 丁そのまま置いたり、ほぐして広げたりできる竹製盆ザルは、豆腐の水きりに重宝します。ほかに野菜の水きりに、鍋の具材を並べたり、蕎麦ザルにしたりと、サイズ違いで持っていると、とても便利。
脱水シート・ペーパータオル
ペーパータオルに包んで水きりすれば、しっかり水分を吸い取ってくれます。水きり用は厚手のものがおすすめ。また、しっかり水きりしたいのに時間がない、というときに、魚の脱水用のシートが活躍してくれます。軽く包んで置いておくだけで、驚くほど水がきれます。
ゴムべら
耐熱シリコン製なら、炒め物などに木べら代わりに使えて、しかも、あつあつの鍋中から料理を盛るときにも重宝します。材料をすくいやすいスプーン形もあり、1 本は必ずほしいものです。
バット
豆腐の水きりに活躍してくれるのが、バットと同じ形の網のセットです。豆腐を網の上にのせておけば、下のバットが水分を受けてくれて、ストレスなく簡単に水きりができます。
次回からはいよいよ豆腐料理のレシピをご紹介します。お楽しみに。