素材を選ばない柔軟さと和・洋・中すべての料理に変身できる多様性。コレステロール値の低下、老化防止、更年期症状の軽減、美容やダイエットにもいいなど、豆腐はまるでスーパーマンのような存在。奈良時代から長い長い間日本人に愛され続けてきた豆腐を、先人の知恵に感謝しつつ、おいしくいただきましょう!
今回はたらこ豆腐をご紹介します。
淡いピンク色が豆腐に映える。
20 分で完成のスピードメニュー
たらこ豆腐
■材料(4人分)
豆腐(絹)………………………………2丁
たらこ……………………………… …1腹
酒…………………………………大さじ4
だし……………………………11/3カップ
片栗粉……………………………大さじ1
万能ねぎ(小口切り)…………………少々
次のページでは作り方をご紹介します。
■作り方
1 豆腐は盆ザルにのせて10分ほど水きりをし、縦半分に切って小口から厚さ1㎝に切ります。
2 たらこは薄皮を取り除いてほぐして鍋に入れ、酒とだしを加えてよく混ぜ合わせ、なめらかになったら中火にかけます。
3 ②が煮立ったら①の豆腐を加え、鍋を揺すってたらこをからめるようにして2 〜3 分煮ます。
4 片栗粉を倍量の水で溶いて③の鍋に加え、とろみをつけて器に盛り、万能ねぎの小口切りを散らします。
MEMO
だしの代わりに鶏ガラスープにすれば中華風、チキンスープにしてバターを加えれば洋風に。たらこを辛子明太子にしてもピリッとして美味です。
次回は卵黄豆腐のレシピをご紹介します。
料理/大庭英子 カメラ/工藤雅夫