素材を選ばない柔軟さと和・洋・中すべての料理に変身できる多様性。コレステロール値の低下、老化防止、更年期症状の軽減、美容やダイエットにもいいなど、豆腐はまるでスーパーマンのような存在。奈良時代から長い長い間日本人に愛され続けてきた豆腐を、先人の知恵に感謝しつつ、おいしくいただきましょう!
今回からは2回にわけて、豆腐の作り方ををご紹介します。多少不細工でも、できたての手作り豆腐はおいしい。ポイントを押さえれば失敗なし。豆乳から作れば、さらに簡単ですぐに完成しますよ!
あなたは大豆から?
豆乳から?
大豆
国産の上質な大豆を選ぶのが、おいしい豆腐を作る近道です。
または
豆乳
豆腐作りには、「成分無調整豆乳」を使用。JAS 規格で、大豆固形分が、10 ~ 12%以上の濃度の高いものが上手においしくできます。
+
にがり
豆腐用が便利。商品ごとに濃度が違うので、指示通りの量を使います。
■材料(2人分)
●大豆から作る場合
大豆……200g
にがり……適宜(商品の表示通りに)
水……豆の1.5 倍量
木綿などの布袋(ふきんを縫っても)
温度計
●豆乳から作る場合
豆乳……作りたい分量
にがり……適宜(商品の表示通りに)
豆乳は「成分無調整豆乳」を使うこと。大豆固形分は10 ~ 12%以上のものを選んでくださいね。
豆腐は作り方次第でさまざまな種類が生まれます。くわしくは次のページで!
豆腐の家系図
大豆を煮て絞った熱い豆乳に凝固剤を加え、これが固まるとおぼろ豆腐に。それを型に入れ、水分を抜いて固めたらもめん豆腐に。濃い豆乳と凝固剤を型に入れ固めると絹ごし豆腐になります。
次回はいよいよ手作り豆腐の作り方をご紹介します。お楽しみに!