リゾート列車はビュッフェが楽しみ～JR九州・特急 ゆふいんの森～
飛行機＆列車でふらりと行く「由布院温泉」の旅。この場合は、福岡空港へ飛び博多駅を目指します。特急「ゆふいんの森」で行く鉄道旅は、博多駅から由布院駅まで2時間ちょっと、実はこの2時間という時間が大変「丁度いい」のです。
リゾート列車は、できる限り最初の発車駅からの乗車をお勧めします。誰も乗っていない列車の外に乗務員さんがお出迎え。こういう雰囲気が旅気分をそそって、何度乗ってもワクワクしてきます。
まずは列車内を探検。ゆふいんの森号は展望車両になっていて、客車部分が少し高くなっています、一番前の車両まで行くと、こんな風に運転席がシースルー。迫力のパノラマビューで運転手気分。
そして、混まないうちに駆けつけたいのが2号車の「ビュッフェ」。ゆふいんの森限定だったり、ゆふいんの森ならではのグッズや飲み物、スイーツやお弁当などが勢ぞろいなのです。
人気スイーツのひとつは「草庵秋桜・四季工房の特製カスタードプリン」とろふわの柔らかさとほろ苦のキャラメルソースがちょっと大人の味わい。有機栽培コーヒーと合わせていただいていると、町の景色が田園風景に変わってきます。由布院温泉に到着したら、すぐに湯巡りを楽しみたい時には、列車内でお昼ごはん。「ゆふいんの森弁当」は限定ですから、売り切れないうちに購入しておくのが秘訣です。
大分らしい鳥ごはんは鳥肉の出汁がぎゅーっと染みていて旨味たっぷり。優しい味付けの煮物、珍しくて美味しかったのはセロリのお浸し風のおかず。小さな大根餅も素朴で美味。小さな抹茶団子まで入っていてミニ懐石を頂いた満足感。
お腹いっぱいになったら、サロンスペースへぶらり。ゆふいんの森3号・4号では、観光案内も行われます。こんな風に過ごしていると、間もなく由布院駅到着のアナウンス。2時間ちょっとの鉄道旅はあっという間に過ぎていくのです。
九州旅客鉄道株式会社 特急 ゆふいんの森
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/yufuinnomori/
石井宏子
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