ベジタリアンのチーズやバター、生クリームたっぷりのお菓子などの話
こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。
ベジタリアンというと“肉や魚を食べない人”とすぐにわかりますが、乳製品や卵などにかんしては、ベジタリアンの中でもとる人、とらない人にわかれます。
乳製品はとる方はラクト・ベジタリアン。
卵はとる方はオボ・ベジタリアン。
乳製品も卵もとる方はラクト・オボ・ベジタリアン。
乳製品、卵もふくめ、一切の動物性食品をとらないベジタリアンをヴィーガンと言います。
私はそのヴィーガン・ベジタリアンなので、牛乳も卵も、生クリームやバターも、もちろんチーズもとりません。
というと、「あら、かわいそう!」と思われるかもしれませんが……。
いえいえ、実はヴィーガン・ベジタリアンでもクリーミーでリッチなものを楽しめるのです。
これは、今話題のヴィーガンチーズ。ナッツや豆乳をベースに作った100%植物性のチーズ、京都にお店のある
CHOICEさん(http://www.choice-hsselect.com)
のヴィーガンフロマージュです。
植物性100%なばかりか、オーガニックや無添加にこだわり、ヴィーガン&グルテンフリー!
いろいろなフレーバーのものがあって、スモークチーズ風なども人気とか。
切り分けて食べると、しっかり発酵した香りを楽しめ、とっても濃厚な味。クリームタイプのチーズのようなリッチな味に驚くばかり。
こちらのヴィーガンフロマージュ、非加熱のローフードでもあるのですが、加熱して使ってもおいしいとのことでピザにのせたらホラこの通り!
糸こそひかないものの、風味はまさにチーズ。とろっとろ、熱々のピザにうっとりでした。
糸をひくといえば……。
こちらのチーズはしっかり糸をひくのです!
輸入品のSheeseシーズ
(http://teagarden1.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1134327&csid=0)
というチーズ風なのですが、チェダータイプやモッツァレラタイプなどさまざまな種類があり、風味も使い方もチーズと同じ。
こちらはベジバーグの上にそのチェダーチーズをのせて焼いているところですが、あまりのチーズっぷりにビックリです。
ハンバーガーにしても最高。実際に、ヴィーガンバーガーの超人気店、
アインソフリプル(http://ain-soph.jp/ripple/)では、
チーズバーガーにこの「シーズ」を使っているとか。なんと贅沢な!
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動物性素材に頼らない食材はドンドン増えてきていて、ヴィーガンOKのバターまであります。
こちらはココナッツオイル原料なのですが、ココナッツの風味はせず、食べた感じはまるでバター。味も香りもバターそっくりなのです。
生クリームたっぷりのパフェもヴィーガンバージョンで再現可能。
こちらは鎌倉の人気ヴィーガンカフェ、
halcafe 229(http://halcafe229.com)のパフェですが、
クリームや乳成分不使用とはとても思えないリッチなお味。
こちらは私のお気に入りのベジカフェ、
noraneko kitchen
(https://www.facebook.com/cafenoranecokitchen/?fref=ts)
のある日のケーキですが、豆腐クリームと思われる生クリーム風はやさしいおいしさ。ふわっふわのケーキも乳製品も卵も使わず、おいしく焼けるのだから、ヴィーガンメニューは素敵です。
卵や乳製品にはアレルギーがある方も多いし、コレステロールなどを気にする方もたくさん。ヴィーガンのチーズ風や生クリーム風、バター風などはこれからもっと注目される素材となりそう。
また素敵なものを見つけたらご報告しますので、お楽しみに!