ふみっちーと同じように老眼に悩んでいる皆さん、対策はどうしていますか? 今回も、遠近両用コンタクトを使い始めた人にお話を聞いてみましたよ♪
上野美紀さん(49歳)/茶道師範
「大好きな着物を着る機会をもっと増やしたい」という思いからお茶を習い始めたのが10年ほど前のこと。以来、茶道の世界にのめり込み、師範の資格を取得。現在は自宅に設けた茶室でのお稽古のほか、中高一貫校の茶道部でも講師を務めています。
「どんなに忙しい日でも、丁寧にお茶を点てると脳がストレッチされて心身共に落ち着きます」と上野さん。
「茶道は究極の非日常空間を楽しめる、とても美しい世界です。この素晴らしさをもっと広めたいと思っているのですが、まず最初の難関が、正座が辛いということがありますよね」
そして茶道に興味を持ってくださるのは高齢の方が多いことから、自身も含めて老眼問題も大きいと感じているそう。
茶室は照明が暗めで見えづらく
細かい所作も多いため、さらに緊張感が…
「お点前では、お客さまの目の前で穂先が折れていないかを確認する『茶筅通し(ちゃせんどおし)』など一連の作法があります。薄暗い茶室では、細かいところまで見えにくいと感じる場面がとても多いんです」
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道具を置く場所、座る場所なども畳の縁から3目、16目などの細かい決まりがあるのだとか。畳の目を数えるなんて、老眼の人にとっては至難の業!ふみっちーも、手元の視力を矯正しない限り到底ムリです…。
「見えづらいからと顔を近づけたりしていては姿勢も悪くなり、所作が美しく見えません。教える立場として、それではお手本となりませんし、“見なくても出来るように”とも言われているのですが、やはり緊張感が走ります」
また、移動はいつも愛車だという上野さん。
「雨の日や夜間に運転するとき、見えづらいと感じることがあります」
「カーナビを操作した後に道路に視線を移したときなど、ピントが合いづらいこともありますね」
手元の見えづらさ、ピントの合いづらさを眼科で相談したところ、「エイジングによるもの」との説明を受けたそう。
「今までも近視用のコンタクトを使っていたので、私の目に必要ならば、と遠近両用コンタクトに替えることにしました」
まさに、最近ふみっちーも同じようなアドバイスを眼科で受けたばかりですよ!
その使い心地はどうなのか、次のページでご紹介します。
薄暗い場所でも見やすくなり
表情にも変化が!?
上野さんが使い始めたのは、ボシュロムの遠近両用ワンデー「バイオトゥルー® ワンデー マルチフォーカル」。
「このコンタクトは、つるんとしていて快適なつけ心地です。使い始めて何よりも感動したのは、度数を上げたわけでもないのに、薄暗いところでも見やすくなったこと」
それは素晴らしい! 薄暗い茶室でも…?
「まずは茶室をお掃除するときに、細かいものまでよく見えるようになりました。お稽古では和菓子もいただきますから、畳の目の中にポロポロと落ちていたりするんです。今までは時間をかけてじっくり見ながらお掃除していたのですが、断然スピードアップしましたね」
プライベートでは、スポーツクラブでの時間が快適になったのだそう。
「着物を着ているときに美しい姿勢を保つには、筋肉が必要です。そこで、年齢と共に衰える筋肉を鍛えるために、作成してもらったメニューに合わせてトレーニングしています。このメニューの文字がすごく見やすくなりましたね。スニーカーの紐も結びやすくなった気がします」
(個人の使用感であり、 見え方や装用感には個人差があります)
旦那さまからは、「表情が柔らかくなった」と言われたんですって。それって、すごく素敵な褒め言葉ですよね!
上野さんの毎日を
ごきげんにするアイテムを拝見
遠近両用コンタクトに変えたことで、上野さんの毎日がもっとハッピーになったというお気に入りのアイテムたちはこちら。
「左は、愛車のカギ。夜間の運転で目が疲れにくくなりました。今まで、違う距離を見るたびに目の筋肉をすごく使っていたのかもしれません。目が疲れにくくなったおかげか、肩コリもラクになった気がしています」
「中央は、茶入れ。右端は、茶入れや茶道具を入れて守る『仕覆(しふく)』です。仕覆の紐は、茶入れにお茶が入っているときと入っていないときで、結び方を変えるのがしきたりです。この結び方は、『休め緒(やすめお)』と呼ばれる、お茶が入っていないときの結び方です。こういった手元の細かい作業も見えやすくなったのでテンポ良くこなせるようになりました」
「茶道検定一級合格に向けて勉強をしているところですが、参考書となる本の字が、小さくて読みづらかったんです。お茶の世界は高齢化社会でもあるのに…。このコンタクトにしたら、夜、ライトの下での勉強もしやすくなりました」
(個人の使用感であり、 見え方や装用感には個人差があります)
「予備用のコンタクトは、『小茶巾入れ(こちゃきんいれ)』に。本来はお茶椀の飲み口を清めるために使う小茶巾を入れるものです。サイズ的にも、がま口タイプなのもちょうどいいんです」
着物のときはもちろん、そうじゃないときにもマッチする上野さんらしいチョイスですよね。
「もうすぐ50歳。私もいよいよ大台です。男性は、50歳となると“おっさん、バンザイ”という感じで、ラクになる方も多いようですが、女性は男性のように開き直るわけにはいきませんよね。だからといって、若さにしがみつくのも痛々しい(笑)。自分が老眼であることを受け入れて、きちんと対策をするのもナチュラルに歳を重ねることのひとつだという気がしています」
うんうん、ふみっちーもその意見に大賛成〜。そのほか、遠近両用コンタクトにしたことで上野さんがさらにごきげんになったアイテムがもうひとつ。それは、可愛がっている猫ちゃんのためのアイテムだとか。下記公式サイト内の「朝の瞳からごきげん力UP Labo」で紹介されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
ボシュロム バイオトゥルー® ワンデー マルチフォーカル公式サイト
撮影/冨樫美和