HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/106462/

スパ充実のホテルや故ダイアナ妃のファッション展! 美を磨くロンドンへの旅

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。
旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。
日本旅行作家協会会員。
OurAgeインタビュー/人生がちょっと変わるような「気づきの旅」を届けたいはこちら

記事一覧を見る

こんにちは小野アムスデン道子です。

ロンドンのど真ん中、ピカデリー・サーカスを上がってすぐ、ブランド店やお洒落なブティックが並ぶリージェントストリートに面した「ホテル・カフェ・ロイヤル」は、オスカー・ワイルド、チャーチル元英国首相やエリザベス・テーラー、デビッド・ボウイも愛した、隠れ家のようなホテルです。

小野ロンドン界隈

小野ロンドンホテル

創業1865年、フロックコートを着たドアマンに迎えられると、敷居が高いかしらと思うのですが、スタッフはとてもフレンドリー。「ホテル・カフェ・ロイヤル」は、その名前にあるように元々はオスカー・ワイルドやコナン・ドイルも通ったという、ワインショップを併設するカフェ。そんな著名人に愛されたレジェンドを引き継ぎつつ、今は世界中の高級ホテルの組織「ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド」にも加盟の、160室を有するロンドンの一等地に立つホテルになったのです。

小野ロンドン ドアマン

 

 

常連だった作家にちなみ「オスカー・ワイルド・バー」という名前で呼ばれるようになったレストランは、開業当時からの鏡張りでゴールドに輝くインテリアはそのままに、今はアフタヌーンティー専用となっています(月~金14~18 時、週末12~18時)。デビッド・ボウイなど著名人が座ったのはいつもコーナーの席のようで、こちらもそのまま健在。

小野ロンドンカフェコーナー

 

 

さて「ホテル・カフェ・ロイヤル」のお部屋とスパをご紹介。部屋のドアと一体化したスタイリッシュな廊下から入ると(一瞬どうやって部屋に入るのか戸惑いましたが、ルームナンバーにカードキーを当てるとカチっと扉が…)、天井が高く広々した部屋はペールトーンのピンクやグレーのインテリアでモダンなのに落ち着きます。

小野ロンドン部屋

向かいあったソファやダイニングが、ロンドンのハイエンドなアパートを感じさせます。また、、大理石の床にバスタブが置かれ、お風呂に浸かりながらミラーテレビを見られるというバスルームもお洒落。

小野ロンドンバスルーム

そして、宿泊客なら自由に使えるスパ施設「アカシャ・ホリスティック・ウェルビーイング・センター」とスパメニューの充実度が群を抜いています。一部の客室には、スパ施設へバスローブのまま行けるように専用エレベーターもあり。300㎡もあるフィットネスジムやライトがほのかに揺らめく18mのプール、ジャクジー、サウナそしてハマム(アラブ式の温浴施設。水着着用なのでお忘れなく)まで。スパでは、フォーエレメンツ(水・土・火・空気)マッサージやアーユルヴェーダ(これらは有料)、プールではワッツ(水中セラピー、25分で60ポンドから)といったこの機に磨きをかけられそうな珍しいメニューもたくさん揃っています。

小野ロンドンスパ

 

宿泊料金は、時期や空きによって変わりますが、最低は380 ポンドからと手の届かぬお値段ではありません。昨今、ポンドが安くなって(1ポンド=144円、2017年5月1日現在)英国も行きやすくなりました。

 

ホテル・カフェ・ロイヤル Hotel Café Royal

http://www.LHW.com/caferoyallondon

 

次ページに続きます。

2017年は、ダイアナ元妃が亡くなってからちょうど20年ということで、2018年2月28日まで限定で、特別展「ダイアナ 彼女のファションストーリー」が英国王室の住まいでもあるケンジントン宮殿で開催されています。チャールズ皇太子との婚約記念撮影の際はまだ可愛いピンクのドレスを着用されていたのが、お妃となってからは華やかなイブニングドレスの中に個性がうかがえて、ダイアナ元妃の生き方がファッションを通じてたどれる展覧会です。

小野ロンドンダイアナ展

ダイアナ 彼女のファションストーリー DIANA  HER FASHION STORY 

ケンジントン宮殿 http://www.hrp.org.uk/kensington-palace/

 

 

ロンドンまでの旅は英国のナショナルフラッグキャリア「ブリティッシュ・エアウェイズ」を利用しました。行きは、羽田空港から写真のプレミアムエコノミーですが、ヘッドレスト、フットレストのあるワイドシートに歯ブラシセットなどのアメニティも付いて、イヤホンもノイズキャセリング。搭乗の際にはスパークリングワインのサービス、小腹がすけばカップ麺もお願いできます。帰りは成田行き、クラブワールドというビジネスクラスで。ヒースロー空港の広々としたラウンジが使えます。飛行機はB787-9という新しい機材で、保湿・気圧が保たれて快適。ビジネスクラスは、プライベート感のあるフルフラットシートです。3コースの食事もいただいてぐっすり眠って帰国の空の旅でした。

小野ロンドン機内

小野ロンドンビジネス機内

 

取材協力/

英国政府観光庁 https://www.visitbritain.com/jp/ja

ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド http://www.LHW.com

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第51回/草間彌生も憧れたアーティスト、 ジョージア・オキーフの生き様にサンタフェで触れる

次の記事>

次の記事>
第53回/“緑色の金塊”、シチリアのオリーブオイルと表参道で出会う

この連載の最新記事

日本古来のリトリート「薬湯」を体験に奈良へ。こだわりの宿は、元庄屋の豪邸!

第166回/日本古来のリトリート「薬湯」を体験に奈良へ。こだわりの宿は、元庄屋の豪邸!

残暑の京都は狙い目!京の優雅さを感じるタイのラグジュアリーホテルへ

第165回/残暑の京都は狙い目!京の優雅さを感じるタイのラグジュアリーホテルへ

猛暑を避けてひととき安らげる緑のカフェを虎ノ門で発見!

第164回/猛暑を避けてひととき安らげる緑のカフェを虎ノ門で発見!

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル