目の不調には、この対策!
過去、OurAgeでは「飛蚊症(ひぶんしょう)」「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)」「眼瞼下 垂(がんけんかすい)」など、さまざまな目の不調を取り上げてきました。そしてそのたびに反響の大きさに驚かされました。
やはりみんな「見えにくさ」を感じている、目の悩みを抱えている…そこで今回は気になる「目」について、Part1~4に分けて大特集でお届けします!
Part1
ファッション感覚で、自分らしさにこだわって選ぶ
楽しんでます!老眼鏡ライフ
かける必要があるならば、楽しく選んでおしゃれにかけたい老眼鏡。おしゃれな人たちはどんな「老眼鏡ライフ」を楽しんでいるでしょうか?
年を重ねれば必要になるのが老眼鏡。あの素敵な人たちは、ポジティブに自分流にかけこなしていました!
ここでは、3回に分けて9名の方たちの「老眼鏡ライフ」をご紹介します。
Report ―7
地曳いく子さん
Ikuko Jibiki
1959年生まれ。スタイリスト。トレンドのさじ加減が絶妙な、
大人に優しいスタイリングに定評がある。著書も多数
昼間はコンタクト、夜はメガネの生活を中学から続ける地曳さん。老眼が始まった際、老眼用コンタクトを使用しましたが、老眼の度数が進み、コンタクトとメガネの併用に戻したそう。「遠近両用メガネとコンタクト、近視・乱視コンタクトと手元用老眼鏡を組み合わせていましたが、目の動きと黒目の位置に合わせて調整してくださるメガネ店の専門家と出会えて、今かけている『トムフォード』の遠近両用メガネが一番のお気に入りに」
Report ―8
向井真樹さん
Maki Mukai
1960年生まれ。編集・ライター。女性誌やカタログなどでファッションや暮らし、
インタビューなどの構成や編集、執筆を手がける
極度の首、肩のコリで通う整骨院の先生から「目の検査を」とアドバイスを受け、近所のメガネ店へ。「検査の結果、隠れ遠視と老眼で遠くも近くも見えにくい状態でした。もともと目がよかったので、見えないことがストレスになってコリにつながっていたよう」。そこで作ったのが、1枚のレンズに7段階の調整を施した遠近両用メガネ。「見えないストレスが軽減して眼精疲労も改善。鈍感なのか、かけたその日から違和感なく使えました」
次ページに続きます。
Report ―9
松本千登世さん
Chitose Matsumoto
1964年生まれ。美容エディター。
自らの経験に基づいた審美眼によって語られる、エッセイや美容特集が注目の的
中学の頃からコンタクト派ながら、色や形が特徴的な"攻めのメガネ"も愛用していた松本さん。そろそろ老眼鏡を…と感じていた2年前に「ボビイ ブラウン」の発表会で日本初上陸のフレームに触れ、この一本を選んだといいます。「その場にいらした4、5人の方が皆さん、似合うわ、と褒めてくださって決めました。自分一人では決められなかった形ですね。神保町の『れんず屋』で、近視と老眼の両用レンズを入れて愛用中です」
※掲載の老眼鏡は私物です。現在販売されていない場合があります。
撮影/天日恵美子 取材・原文/向井真樹