気になる「目」の不調について、Part1~4に分けて大特集でお届けしています。
Part 3
「見えやすい」「快適」と愛用者増加中!?
詳しく知りたい!
「遠近両用コンタクトレンズ」
老眼対策はメガネだけでなく、遠近両用コンタクトレンズという選択肢があります。
賢い人は遠近両用コンタクトを上手に使っている
ここでは、TPOにより遠近両用コンタクトレンズと老眼鏡を使い分けている3人の、事情と感想をレポート!
今回は、遠近両用コンタクトと老眼鏡の使い分けで不便さが解消されたという編集者Yです。
日課の湯船での読書。
見えづらくなって
遠近両用コンタクトに変更。
「MyAge」編集Y(52歳)
昔からコンタクト生活なので
難なく変更できた!
中学の頃に近視になり、高校時代からずっとコンタクト生活。お風呂の中でもつけたままで、毎日湯船で文庫本を読むのが習慣だったという編集者Y。
「50歳頃から、その読書時に文字がぼやけるようになり、ほかにもアイメイクがしにくい、夕方タクシーの中で資料が見えいなど、目の衰えを実感しはじめました」
年齢的にも一度検査をしておこうと思い、眼科医院へ。
「最初は老眼鏡をと思っていたのですが、遠近両用コンタクトがあることを知り、3種類を試着。今までと見え方が違うことに多少違和感はあったものの、手元も中間距離もよく見えるので、遠近両用に決定しました」
そしてソフトコンタクトのワンデーと2ウィーク両方を購入。
「その後、ワンデーは私の場合、目が疲れてくると見えにくくなることが判明。文字の校正をするときは、2ウィークのほうが断然見えるので2ウィークを。デスクの引き出しに老眼鏡も用意し、さらに小さい文字が見えないときはコンタクト+老眼鏡で対応しています。こうした使い分けで、不便さが解消されてきました」
次回は、仕事やシーンによって使い分けをしている、イラストレーター、そしてソムリエールの方のお話です。
イラスト/中野久美子 取材・原文/山村浩子