編集部Uの実感・実体験レポート第2弾
(第1弾は、こちらから読めます)
ムカシのような"幸せな眠り"を取り戻すための
睡眠向上への道!
50歳くらいから増えるといわれる、女性の睡眠時無呼吸症候群。呼吸を助ける機械を装着すれば、よく眠れるように。
けれど、旅行のときまで機械を持ち歩くのは切ないし、できれば顔に何もつけず解放感に浸って快眠をむさぼりたい!
睡眠時無呼吸症候群と診断された編集部Uが挑戦した、症状を軽減するあれこれとその結果を、ここでまるっと公開します!
●TRY2●
横向き寝対応の枕に出会う
仰向けで寝ると起きやすいといわれる舌根沈下。ならば、横向きで寝れば問題解決!?
横向きで快適に眠るためには、横向き寝に合った枕が必要だった。
果たして理想の枕とは!?
愛用の枕がいつのまにか
合わなくなっていて、
朝起きると首・肩のコリもひどい状態に。
舌根沈下を避けるためには横向き寝がいいことを知ったものの、そもそも長年仰向けで寝ていたため、なかなか横向きで眠れない。そのうえ、10年ほど前から"枕難民"になっていて最適な枕を持っていない状況だった。とりあえず手持ちの枕で横向きに寝ようとしても肩の収まりは悪いし、朝起きると、普段以上に首と肩がこっているつらい日々に。
■編集部Uの枕変遷記■
●頭がふんわり沈んで包まれる羽根枕が大好きだったのに、40代半ば頃からなんだか合わなくなったような気がしていた。中身の羽根を少し抜いて薄めにしたり、枕なしで寝てみたりと、最初はいろいろ試行錯誤をしていた
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●そこで、枕をオーダーメイドできる整形外科で、首の傾斜や肩の高さに合わせて細かく調節してくれたものを購入。この枕に合う敷布団もすすめられたが、ベッドを買い替える決断はできなかったため、合うように作ったはずのこの枕でもだんだん不調な症状が出てきてしまい、結局使用をやめざるをえなくなった
↓
●今度はデパートの寝具売り場で枕をセミオーダー。中身がパーツに分かれていることで頭と肩にフィットしてよかったのだが、横向きで寝るには高さが足らず。下にタオルなどを入れて高さを出すようアドバイスされたが、うまくいかなかった
そんなときロフテーに横向き寝対応の枕があると知り、ロフテー枕工房へ。左右に寝返りを打っても幅に余裕があり、頭~首~肩にしっかりフィットしてくれ、支えてくれるこの枕に出会い、横向き寝でぐっすり眠れるようになった! !
次ページに続きます。
ロフテー枕工房では、首のカーブを測定したあといくつもの枕を試させてもらう。いろいろ試しているうちに、羽根枕のように頭が柔らかく沈むものより、頭を支えてくれる硬さが少しあるほうが快適なことを自覚。またこの横向き寝対応の枕は従来のものより幅が広く、頭全体がのせやすく安定感があり、肩にも絶妙にフィットして快適だったのが◎。
エスカルゴピロー(横向き寝対応枕) 高さ:1~5号 サイズ:77×42㎝ 素材:パイプ(ポリエチレン)¥15,000~17,000/ロフテー
高さや頭の安定感を
よく確認して購入を
「眠りに落ちる瞬間の姿勢が人それぞれ決まっていて、睡眠中の60%はその姿勢をとっていることがわかりました。枕を選ぶ際は、まず自分の入眠時の姿勢を確認し、その寝姿勢でいちばん快適に感じる枕を選ぶのがおすすめです」(ロフテー広報・宮島佑依さん)
では、仰向け寝が多い人が横向き寝をするなら?
「頭部から首、肩にかけての高さが自分にぴったり合っているかがポイント。そして、横を向いたときの頭部の安定感や、寝返りのしやすさもカギになります。横向き寝対応枕『エスカルゴピロー』は、横向き寝のときの肩幅に応じて5つの高さをご用意しました。ピローフィッターのアドバイスを受け、納得のいくまで試してじっくり検討してください」
ロフテー枕工房本店
次回は、舌根沈下にならないよう、自分がどの程度寝返りできているかのチェックや相談ができる専門サロン「ねむりの相談所」について詳しくご紹介します。
イラスト/sino 取材・原文/小林みどり