いまイチゴがアツイ：食べて飲んで踊って、イチゴ祭りで華やいで♪

白井朝美

アメリカは、ニューヨークとカリフォルニアで暮らす。

金融機関勤務、ダンサー、ハリウッドパパラッチ隊、ランジェリー・スタイリスト。

ペットスタイリスト＆ウエルネスアドバイザーとして従事。現在は、フリーランス・ライター＆コーディネーター。

朝活ラン、ダンス、ヨガとネコと相棒くんと自由を謳歌する自由人。LGBTアライ、LOVE WINS! LOVE PINK(ALECIA MOORE)♡ ♡ ♡

記事一覧を見る

こんにちは！はじめまして。

カリフォルニアでフリーランス生活を満喫している自由人、白井朝美です。ヘルスコンシャスな、カリフォルニアン・ライフの一端をレポートしますね。

今回、ご紹介させて頂くのは、今が旬のイ・チ・ゴです♪　カリフォルニアでは、スーパーやファーマーズマーケットにたくさんのイチゴが店頭に並ぶ季節。しかも、お手頃なお値段で買えるので、ついつい買いすぎてしまい、イチゴづくしの毎日を過ごしています。

スーパーフルーツとしても人気の高い果イチゴですが、カリフォルニア州は全米の８８％のイチゴを生産している州。食べて、飲んで、キレイになる健康と美容に磨きをかけるイチゴは、いつだってOurAge世代の味方。イチゴは、とてもCOOL!な魔法の果物でもあるのです。

そこで、カリフォルニア州のイチゴ栽培が盛んな場所、ロサンゼルスから北へ１時間ほど車を走らせて到着するベンチュラ郡オックスナード市に行ってまいりました。フリーウエイを下りてすぐに広大なイチゴ畑が広がり、カリフォルニアの潮風に乗ってイチゴのあま～い香り漂い始めるオックスナード市。毎年、５月には、全米一の規模をもつストロベリーフェスティバル・イチゴ祭りが開催されています。

オックスナード市に広がるイチゴ畑

イベント会場は広大な大学キャンパスの中

同イベントは、暮らしや教育など地域の生活向上を目的としているので、お祭りで集まった収益金はコミュニティーに寄付。イベント会場内は、２００店以上の手作りクラフト展から、こども向けのアトラクションや子供から大人までが楽しめるパフォーマンス、イチゴ・レシピ・デモンストレーション、５０店以上にも及ぶフードブースが勢ぞろい。イチゴ祭り限定のイチゴご飯を提供するなどして盛り上がりを見せています。

イチゴご飯といっても、アメリカ～ンな食べ物。生クリームがたっぷりのったイチゴ・ファネルケーキ。イチゴにチョコレートをディップしたイチゴ・ディップ。自分で作るDIYイチゴ・ショートケーキ、イチゴ・ピザ、イチゴ・ナチョス、イチゴ・タマレ、イチゴ・クレープ。そして、名物、イチゴビールとイチゴ・マルガリータ等々、、、これでもかというくらい、イチゴづくし。

揚げたてのドウにイチゴとホイップクリームがトッピングのファネルケーキ、イチゴにチョコレートにとろ～りチョコレートディップ、DIYイチゴショートケーキ、噂のイチゴフライ:ドーナツ？のよう、などなど・・・

イチゴ・バルサミコ酢。サッパリの甘酸っぱい味で色々なレシピに使えそう陶器などイチゴ・グッズもいっぱ〜い

現在は、全米でもイチゴの街としての知名度をもつオックスナード市ですが、この街がイチゴの街として知られたのには、日本からアメリカに移民をしてきた日本人の力があったといいます。この土地で最初にイチゴ栽培を試みた日本人たちの勤勉な精神と努力で地域の活性化とイチゴ生産を街の主要事業へと導いたそうです。異国の地でさらなる高みを目指した日本人たちがイチゴでアメリカン・ドリームを掴み、今でも当時のジャパニーズ・スピリットを受け継ぎ、誇りに思う人々がいることにも感動させられました。

１９５２年、２０エーカーの敷地で始めたイチゴ畑も、現在は、４２０エーカーの広さに
「量ではなく、質に誇りをもっているよ」とイチゴ販売をするカトウさん

たくさん食べて、飲んで、踊った後は、イチゴ販売ブースの長蛇の列に並び、日系アメリカ人が営んできたNAKAMURA 　FARM（ナカムラファーム）直送の新鮮イチゴを一箱、購入。箱にぎっしり詰まったイチゴは、イチゴ祭り特別価格。何と、１０ドル。お得です。

この箱にぎっしりと詰まったイチゴは、十人十色な味わいと一粒、一粒に発見もあり、とてもユニーク。今度は、どんな味がするんだろう～？と楽しみながら頂けるのです。南カリフォルニアの太陽の下で伸び伸びと育った個性豊かなイチゴたち。愛情を一杯に育てられてきたからこそ生まれたこの柔らかいテイストにお・も・い・や・りのココロが感じられるのです。