今回は膣まわりのデイリーケアについてご紹介します。今までは「あまり洗わないように」といわれてきた部位ですが、実はスキンケア感覚で洗うほうがいいそう。これを機会にしっかり覚え、さっそく今日から実践してみましょう。
丁寧に洗って
清潔に
「あまり洗ってはいけない」などと言われていたのは、pH値や保湿を考えていなかったひと昔前の話。腟まわりは専用のアイテムで、細部まで丁寧に洗って。
1 100%天然成分、オーガニック成分を高配合。デリケートゾーンの適性pH値に合わせた弱酸性の泡ソープ。ピュビケア オーガニック フェミニン ソープ RY(ローズ& イランイラン)¥2,100/Biople by CosmeKitchen
2 植物由来の天然洗浄成分が、肌の潤いを保ちながら汚れを優しくオフ。ビタミンEなどのコンディショニング成分も配合し、柔らかなアンダーヘアに。ウーマンエッセンシャルズ ジェルウォッシュ¥3,800/BCL
3 リッチなテクスチャーで、丁寧にマッサージしながら洗えるジェルタイプのソープ。水を加えて泡立てて使うことも可能。10種の美容成分を配合。トレスマリア ソープ¥3,800/バルドゥッチ
4 自然由来の界面活性剤をミックス。肌本来が持つ常在菌や潤いをキープしながらpHバランスも整え、気になるムレやにおいをオフ。アンティームフェミニン ウォッシュ¥2,000/サンルイ・インターナッショナル
5 シリアのバージンオリーブオイルとローレル(月桂樹)オイルが主原料の手作りソープ。PERNAソープ¥800/ジュノ・ヴェスタ クリニック八田
洗い方
1 ソープ(泡)を手のひらにとったら、まずはVエリアを指先でマッサージするようにクルクルと円を描きながら、優しく洗います
2 小陰唇はヒダを内側に寄せ、裏側の溝を上下になでるように、大陰唇は指でクルクルとマッサージするように洗います
3 クリトリスのあたりにも恥垢がたまりやすいので、丁寧に洗って。片手で押さえながら、内側も優しくなでるように
4 最後に洗うのは、汚れがつきやすく、放射状のシワになっている肛門まわり。円を描くように洗い、最後にしっかり洗い流します
次回は入浴後の膣まわりの保湿方法をご紹介します。
撮影/ケビン・チャン〈物〉 スタイリスト/カナヤマヒロミ イラスト/清水利江子 構成・原文/佐藤素美