こんにちは小野アムスデン道子です。星の数ほどホテルのあるバンコク。その中で1,360室という最大の客室数を誇るのが「バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク」です。
これだけの客室数ですが、5ツ星カテゴリー。高級モール「エンポリアム(デパート、専門店、シネマ、スーパーマーケット、飲食店など)」と直結しているBTS (バンコク・スカイトレイン)プロンポン駅が最寄りというのもちょっとミソで、スパにお買い物にと、贅沢な滞在をバンコクらしいコスパのよさで満喫してきました。
広々とゆとりのある豪華なロビーにもわくわくさせられるホテルなのですが、クラブフロアに宿泊だとチェックインは、27階にある眺望の開けたクラブラウンジで。ここMクラブラウンジは、朝の6時から24時まで開いていて、朝食、アフタヌーンティー、バー、オードブル、デザートとそれぞれにフードプレゼンテーションが充実しています。チェックインをしながら、まずはシャンパーニュを一杯で、気分があがります。
ホテル内に「Soba Factory」という日本料理店があるのですが、こちらのラウンジではオードブルタイムにそばを目の前で作ってくれるサービスがあるのもかなりうれしい。また、クラブフロアのゲストのメリットとして、ホテル内の「クアンスパ」でのマッサージ15分が無料、とメリットが数々。宿泊のオプションとしてクラブフロアも、料金をチェックして考えてみたいですね。
非日常感漂うアプローチの「クアンスパ」は、タイ発のスパプロダクツとして人気のディバナを使用したラグジュアリーなスパ。トリートメントの最初のフットバスから、ソルトスクラブも使ってとても丁寧にしてくれます。
くつろいだ後は、お買いものへ。次ページに続きます。
「バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク」は、市民の憩の場、ベンシャシリ公園に隣接していて、昼間は公園を通ってBTSプロンポン駅までは徒歩5分ほど。駅直結の「エンポリアム」、向い側にある2号店の「エムクオーティエ」には、グローバルなハイブランドと共に、ジムトンプソンはじめタイのブランドも入っています。バンコクでのお買い物で私のおすすめは、お買い得感のある夏に履きたいお洒落なシューズ。
タイでは、ヨーロッパと同じように消費税還付(VAT REFUND FOR TOURIST)表示があるお店では、空港で消費税(VAT)分の払い戻しが受けられます。同日同一店舗で2,000バーツ以上の買い物をした場合で、払い戻しの必要書類を記入、お店から払い戻しのための書類をもらう必要があります。「エムポリアム」も「エムクオーティエ」も対象。こちらは、専用窓口があって、スムーズに書類を出してくれますが、パスポートの提示が必要なので、ショッピングに行く時は、忘れずに携帯すること。
デパート以外にもプロンポン周辺は、スーパーや雑貨店などお土産を買うのにぴったりなお店も多いのでとっても便利です。
飲食店なども多く、3食困りませんが、朝食はぜひ「バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク」で。
クラブフロアで朝食も出ますが、このホテルのフージョンレストラン「Goji Kitchen & Bar」の朝食ブッフェの充実度がすごいのです。これだけの客室数ですから、インターナショナルなゲストに対応しています。地方料理も揃う充実のタイ、中華、インド、マレーと本格的なアジア各国の料理に和食、そしてウェスタンも。
それぞれのプレゼンテーションがまた工夫されていて、中華の点心や麺類は屋台が出店しているような感じ。パンケーキやオムレツステーションに、ベーグルサンドを作ってくれるコーナーも。チーズやハムなどもお店で注文するぐらいの充実の品揃え。滞在が長くても毎日飽きないと思います。
「バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク」は、2016年12月にできたアジア初の「マリオット・マーキス」ブランド。このブランドでは、都市の中心部に立地する1,000室以上の客室数と10万平方フィート以上の総床面積があること、会議用スペースが広く、数も多く有していること、充実したダイニング施設やアメニティ施設を持つことなどの条件を満たしている必要があるそう。
プールも2カ所あり、ただ大規模というだけではない、それだけのゲスト数に要望に応える施設の充実を楽しめるホテルでした。
バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク
http://www.marriott.co.jp/hotels/travel/bkkqp-bangkok-marriott-marquis-queen’s-park/