こんにちは、ギリコです!
白井朝美さんのブログ「カリフォルニア自由人のはみだし美学 イチゴがアツイ」シリーズ、面白かったですね。
そこでふと思ったのですが、ふふふ。
我が家にもあるのですよ~、秘蔵の”イチゴ”が。
今日はその”イチゴ”をご紹介します。
会社が休みの土曜日、カラーリングのためヘアサロンへ行ったギリコ。
(ギリコが通っているサロンは『クレセーラ』というところで、髪をやってもらいながら足浴やリフレクソロジーも受けられる、願ってもないサロン。女優さんなど有名な方々も御用達です)
↑フットバス。カラーリングやパーマのとき、液剤をつけてもらったあとはここでいつもリラックス。
足浴中、目の前にはこんな素敵なテラスが。(この日は曇ったりちょっと薄日が差したりの天気でいまいちな写真ですが、お天気のよい日は本当に素敵なのです)
ちなみにテラスでは曜日や時間によっては軽食とドリンクをいただけるカフェ営業も行っていて、”犬OK”!(←コレがギリコ家にはかなり重要)
……… 話が(かなり)脱線しましたが、その日『クレセーラ』でいつものように足浴しながらカラーリングをしていたギリコ。
そのうちお隣の席の会話がなんとなく耳に入ってきました。
「あれ、頭皮の荒れ、直ってますね~」(サロンスタッフ)
「そうなの! 最初、買った薬が全然効かなくて。
どんどんひどくなってきちゃってさぁ……もうこのままだと顔の方まで荒れが広がちゃう!やっぱり医者に行かないといけないのかなぁってあのときは焦ったよ……」(お隣の女性客)
雑誌を読みながらなんとなくきいていると、その女性は仕事のストレスで頭皮にかゆみが出るようになり、そのうちヒフが剥けだしたそうなのです。
「そういえば実家の母親がつくった薬があったなぁ、と思って試しに塗ってみたら……
効いたの」
ここからギリコは耳ダンボ。
(なぜかというと「プロフィール」にも書きましたが、ギリコの相棒はいつも「かゆいかゆい」と言っているかゆがりな人。いつもいろんなモノを探してきては試させているのです)
スゴイ!!
お母さんのお手製の薬で治るなんて!!
「薬っていってもヘビイチゴをさぁ、焼酎に漬けただけなんだけど。
昔から実家にあって、虫に刺されたときとかつけてたんだよね。
そのヘビイチゴの焼酎漬けを塗ってたら、その場でかゆみがとまって!!
しばらく使ってたら肌荒れ自体も良くなって……」
ヘビイチゴ?
かゆみがとまった?
肌荒れが治った?
ヘビイチゴで?
ヘビイチゴならギリコの家の近所、隅田川の土手に生えているのを犬の散歩のときに見たばかりです。
「うちの実家、昔から母親がいろんなものを漬けてて……庭が広いから。
いろいろ生えてるから……」
「すみません。
その薬、どうやってつくるんでしょうか?」
すごい勢いで会話に割り込んだギリコ……。
気になるその薬のつくり方、そして相棒に効き目はあったのか????
結果は次のページですッ!!
すごい勢いで会話に割り込んだギリコです。
( その瞬間のお隣のお客さんのびっくりした顔、今もはっきりと覚えています。
ギリコより全然若い、キレイな女性でした)
「焼酎に漬けるっていってましたけど、何の焼酎でしょうか?
イモとか麦とか焼酎っていろいろありますよね?
梅酒漬けるときの焼酎でもいいんでしょうか?」
驚いているお隣のその女性に矢継ぎ早に質問。
背中がかゆい、腕がかゆい、あそこがかゆい、ここがかゆい……
年がら年中かゆがっている相棒。
なので必死です。
結果、とても親切なその女性(Nさんという方でした)は、自分は作り方がわからないので帰宅したらお母さん(四国にお住まいだそう)にきいてみますと約束してくださいました。
後日メールで届いたつくり方です↓。
***************************
材料:蛇いちご、焼酎
(焼酎はこのとき実家にたまたまあった果実酒用のホワイトリカーを使用)
①蛇いちごの汚れを水洗いで軽く落とす
②蛇いちごの2倍(※瓶詰めした時に大体、蛇いちごの2倍の高さにという意味だと思います)の焼酎に漬ける。
※最短でも2週間は漬けないといけないみたいです。私が使ったのは漬けて1年のものだそうです。
あと飲まないほうがよいみたいです。
***************************
(最後の一行にドキッ。
Nさんはギリコ家が大酒飲みだということもお見通しだったのでしょうか)
急ぎ、犬を連れ隅田川の土手へ行ったギリコ。
ところが……
信じられないことに……
あのとき見たヘビイチゴが刈られてしまって無いのです。
見渡すとヘビイチゴエリアだけでなくほかの雑草もことごとく刈られ、土手はスッキリ。
付近のつつじの植え込みもきれいに形が整っています。
公園整備というのでしょうか、造園業者がしっかり仕事をした模様。
かなりショックです。
気を取り直しレシピを教えてくれた御礼だけでもしようと、Nさんにメールしたら……
なんということでしょう、Nさんからまたメールが。
「つくるの手間なのでよかったらお分けしますよ、ご遠慮なくおっしゃってくださいね」
もちろん……
速攻でお願いしました。
2週間ほどして届いたのは2つのおしゃれなビン。
そのひとつが待ちに待ったヘビイチゴの焼酎漬けでした。
上の写真の下に沈んでいるのがヘビイチゴの実です。
(わかりにくいかも、、、、ごめんなさい!)
結果は、、、、、、
効きました。
相棒も感心することしきりです。
かゆみが治まるだけでなく、ずっと相棒の背中のヒフ表面に浮き出ていた赤黒い小さなブツブツがそのうち目立たなくなってきたのです。
蚊に刺されたときギリコもつけてみました。
結果は、、、、、、
効きました。
うれしいことに外で刺されて我慢できず掻きむしってしまい、帰宅してからつけたときもしみませんでした。
(掻いちゃった後に塗ると痛いくらいにしみる有名な薬がありますよね)
ちなみにニオイはブルーベリージュースみたいな香りがほんのり。
見ず知らずのギリコに1年も漬けたという貴重な薬をわけてくれたNさん。
ヘビイチゴだけでなくドクタミの焼酎漬けも一緒に送ってくれました。
ドクダミもかゆみに効くそうで、
”個人差や症状で効果の有る無しもあるかと思います。
なのでヘビイチゴだけでなく両方持っていると良さそうだなと思ったので……”
と、お母さんにわざわざ頼んでくれたそうです。
(写真右のビンがドクダミ)
(ヘビイチゴが効果抜群で満足しているため、まだギリコ家はドクダミは試していません)
四国からギリコ家用のお薬を送ってくださったNさんのお母さん、そしてNさん。
薬を使うたびに我が家は感謝しています。
……ヘビイチゴ。
今まではこの名前からして、なんか不気味な感じがしていいイメージはありませんでした。
けれど今回よくよく見たらとても小さな愛らしい実。
今度、生えてきたら摘んで自家製にチャレンジするつもりです。
きっとヘビイチゴ、ドクダミのほかにも身近な草やお花でできる薬があることと思います。
Nさんのお母さんは「ヘビイチゴの焼酎漬け」は、お友達から教えてもらったそうです。
みなさんもご存知のお薬があったら、ぜひ教えてくださいね♪