声のアンチエイジングに効果アリと言われるボイストレーニングを実際に体験!
前回はボイストレーニングがいかにアンチエイジングに効果があるかをMinnie P.先生にお聞きしました。
今回は、いよいよ実践です。
教えてくれたのは
Minnie P.さん
ボイストレーナー、音楽プロデューサー、作詞作曲編曲家。
国内外のメジャーアーティストのプロデュースやボーカルディレクションを行う。1995年、ウイングス ミュージックスクールを開校。歌がうまくなるMinnie’sメソッドを体系化。『声を磨けば、人生が変わる』(集英社インターナショナル刊)が好評発売中。ウイングス ミュージックおよびW Music Labels代表
1.まずは1曲歌い、ビフォーの顔を自撮りします
1 自分の好きな歌を1曲、自由に歌ってみます。先生に現状での課題点を確認してもらいます。
2 レッスン前の顔をスマホで撮影しておきます。このあとレッスンが終了した時点で、再び顔を撮影し、ビフォー→アフターを比較します
2.顔と体の筋肉をストレッチでほぐします
1 歌う際に必要な体の筋肉をほぐしておきます。深い呼吸が行えるように、首、肩、胸、脇、肩甲骨まわりのストレッチを十分に行います。
2 発声に必要な〝顔〞の筋肉もほぐします。頭皮、こめかみ、目のまわり、口のまわりを、押したりつまんだりして丁寧にマッサージします。
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3."正しい姿勢"を確認します
骨盤の位置が垂直になったら、肩を揺らして肩の力を抜きます。最後に、あごを引いて首の後ろ側を真っすぐに伸ばします。これで、息の通り道が真っすぐになり、声を響かせることができるようになります
3つのポイント
①骨盤を床と垂直に
②肩の力を抜く
③あごを引く
4.息を長く保つ呼吸法を練習します
1 胸ではなく、お腹をふくらましたり凹ましたりして、腹式呼吸の練習をします。吐くときは、「すー」と声を出して。なるべく長い息で呼吸します。
2 腹式呼吸ができるようになったら、①息を吸ったあと、お腹に力を入れたまましばらくキープ、②息を吐いてお腹の力を緩める、を繰り返します。つねに正しい姿勢を意識しながら行います
撮影/山下みどり 構成・原文/友吉由紀子 指導・監修/Minnie P.