眠りが足りない、寝つきが悪いと悩んでいる人に
不眠に悩むニューヨーカーのための、45分のお昼寝ができる快適スポットが誕生。NY在住のエディター・黒部エリさんに詳細をレポートしてもらいました。
45分間のお昼寝ができる快適ベッドのスペース
良質な眠りは、健康に欠かせないものですが、寝不足に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。忙しいニューヨーカーにとっても悩みは同じ。
それを解消する新しいスポットができて話題です。
その名も「ザ・ドリーマリー・バイ・キャスパー」なる睡眠スペース。
入り口はホテルのチェックインカウンターのよう。
ドリーマリーのエントランスには星が瞬き、昼間でも安らかな眠りの世界へと誘います。
場所はソーホーにあり、便利な立地。
キャスパーは2014年創業のマットレスのメーカーで、「誰もがグリーンジュースを飲みジムに通いながら、寝不足を抱えている」現状に鑑み、上質な眠りをもたらす寝具を打ち出し、急成長しているブランドです。
この「ドリーマリー」には「ヌック」と呼ばれる個室ベッドルームがあり、キャスパーによるマットレスとシーツ類、ピローが備えられています。
こちらが「ヌック」と呼ばれる個室ベッドのスペース。
カーテンで仕切られてプライバシーが保てます。このヌックが9個設置。
日本のカプセルホテルと違って宿泊目的ではなく、あくまでリチャージの目的で、夜間はクローズ。
一回の利用時間は45分間ですが、セッションの前後には広々としたラウンジで心ゆくまでくつろぐことが可能です。
ラウンジスペースではゆっくりくつろげ、寝起きにコーヒーを楽しむこともできます。
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「スリーピージョーンズ」社のパジャマが用意されていて着替えることができ、さらに高級な「サンデー・ライリー」のスキンケアセットと「ハロー」の歯磨きセットもついてきます。
こちらは洗顔スペース。アメニティでスキンケアや歯磨きセットがもらえます。
こちらもカーテンで仕切ることができます。
もちろんセッションごとに新しいシーツに替えられて清潔。
実際に眠り込んでも大丈夫で、終わりが近づいてくると明かりがついて徐々に目覚めることができます。
マットレスメーカーにとっては実際の使い心地を試してもらうショールームでもあり、利用客にとってはしばしの休憩でリチャージできる場所です。
大都会らしい睡眠不足の解消法といえます。
ベッドはキャスパーのマットレスを使い、シーツやピローもすべて同社製。
使い心地を試せるというショールームとしての役割もあります。
予約はすべてオンラインから。
45分間のセッションは、1回25ドル。アメニティも充実。
The Dreamery by Casper
ザ・ドリーマリー・バイ・キャスパー
DATA
196 Mercer St., New York, NY 10012
営業時間11:00~20:00(日曜は~18:00) 不定休
取材・原文/黒部エリ