こんにちは小野アムスデン道子です。地上314mとタイで一番高い360度の展望デッキと、一番高いルーフトップバーがある「マハナコンスカイウォーク」は、2018年11月にオープンしたばかりのタイの最新絶景スポット。飲んで食べて買って、絶景で締めくくるバンコクでのストレス発散旅をご紹介します。
チャオプラヤー川を挟んで、ワット・アルン(暁の寺)のある左岸と、ワット・プラケオ(エメラルド寺院)や王宮があって高層ビルも並ぶ右岸の眺めは、バンコクの絶景の一つ。
一日目は、ワット・アルンを眼前に望むタイ料理レストラン「チョム・アルン」へ。新鮮なハーブが添えられた豚のひき肉炒めやシュリンプケーキ、手羽先の唐揚げなどポピュラーな料理はとてもおススメ。夕暮れ時がベストタイムです。
チョム・アルン Chom Arun https://www.facebook.com/chomarun/
今回の宿泊先は「プルマン・バンコク・キングパワー」。空港から鉄道「エアポートレイルリンク」で15分ほど到着する終点のパヤタイ駅から徒歩圏内という立地の、モダンなインテリアの5ツ星ホテルです。
朝食のヘルシーブッフェが充実したオールデイダイニングのほか、レストランとバーが5軒と豊富に揃っています。
プールやスパを備え、客室のバスルームにはゆったりしたバスタブもあって寛げます。
隣にはデューティーフリーのショッピングモール「キングパワー・ランナム」があり、人気ストリートフード店が集結した「タイテイストハブ」も入って、食べて飲んでお買い物を満喫できます。早速お買い物にゴー。
プルマン・バンコク・キングパワー Pullman BKK King Power
https://www.accorhotels.com/King-Power
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このモール「キングパワー・ランナム」は、短時間バンコクでもとても使えるショッピングスポット。まず、BTSビクトリーモニュメント駅から5・6分歩けば行けるのですが、無料のトゥクトゥクの送迎もあり。ちょっと歩けば汗ばむバンコクではうれしいサービスです。
入ってすぐに、無料ロッカーを備えて待ち合わせ室的にも使えるトラベラーズラウンジや免税の手続きをしてくれるVAT REFUNDのコーナーがあって便利。ここで免税手続きを一括しておけば、空港での払い戻しが楽ちんです。
1階は、有名ブランドがずらり並んでテンションが上がりますが、ここでショッピングするためには、まず海外旅行者としてカウンターで登録が必要。パスポートと帰国便の便名が必要なので、この2つを忘れずに!
2階には、ずらりコスメやスキンケア、パフュームなどがずらり。香りのよいタイ製の室内アロマやスパ製品なども。そして、タイ&キングパワーならではの商品が揃うのが3階。まず、タイ政府公認の一村一品運動の品が揃う「OTOP」コーナーは要チェック。政府公認で、品質が保証されているシルク製品や雑貨がいっぱい。フォークロアな感じのウェアやシューズはリゾートにもぴったりです。
食品があるのも3階で、キングパワーオリジナルのお菓子やタイ料理のスパイスセットなどばらまきにぴったりな商品が揃います。お菓子は試食も揃っていて味見して選べるのもうれしい。
そして3階で超おすすめが、フードコートの「タイテイストハブ」。
ストリートフードの名店が20ほども並ぶ路地のような作りがとても楽しいセクションです。
タイの人気料理パッタイ(タイ風焼きそば)の「ティップサマイ」は、1966年創業という老舗で王宮地区の本店にはいつも行列という有名店。ここなら便利なショッピングモールの中で、並ばずに食べられます。
私は卵包みパッタイを注文。オムレツのようにふわっとした卵焼きの中に、海老味噌が効いたソースの焼きそばにぷりっとした海老、しゃっきとしたもやしが入って、熱々を混ぜていただきます。ふんわり卵とその他の具、もちっとした麺とのコンビネーションがたまりません。
もう一つおすすめは、「ラマイホイートヤワラート」という牡蠣など貝のお好み焼きの店のあんかけ極太麺。目の前で熱くした鉄皿に載せた麺の上に豚肉や野菜のたっぷり入ったあんをかけて仕上げてくれます。外側は香ばしく焼いた麺とあんの組み合わせがとてもおいしいわずか90バーツの絶品グルメです。写真入りの日本語メニューもあるので指差しで注文OK。
キングパワー・ランナム King Power Rangnam
http://story.kingpower.com/en/store-downtown-en/
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お腹も一杯になったところで、今回の目的であるタイで一番高い360度の展望デッキと一番高いルーフトップバーがある「マハナコンスカイウォーク」へ。 場所は、BTSのチャノンシー駅の出口3に直結しているのでとてもわかりやすく。ギザギザしたユニークな外観がひと際目立ちます。
「マハナコンスカイウォーク」は、年中無休で朝10時から24時までオープン(最終入場23時)。エレベーターはタイ国内で最速。74階までは、バンコクを俯瞰するようなビデオが流れて、あっという間の50秒です。
74階は、360度の屋内展望デッキとしてタイで一番高く、設置されている郵便ポストもバンコクで一番高い位置にあります。ここから記念のハガキを出すのもよいかも。バンコクの主要なランドマークや観光スポットのAR(拡張現実体験)も。
そして階段で上がった75階からシースルーエレベーターで78階へ。そこは屋外展望デッキで、いきなりおおっと思うバンコクの眺望が広がります。これまたタイで一番高いルーフトップバーで、テキーラサンライズを注文し、しばし眺めに見とれます。
話題は、63㎡もある地上310mのガラス張りフロア。さすがに下を見るのが恐いほどですが、抜群のインスタスポットで、みんな寝転がったり、写真撮影に夢中です。
さらにそこから一段高い「ザ・ピーク」は、地上314m。バンコクで一番高いビューポイントになります。はるか眼下にゆったりとしたチャオプラヤー川が流れ、絶景が堪能できます。
マハナコンスカイウォーク King Power Mahanakhon SkyWalk
http://www.kingpowermahanakhon.co.th/skywalk/
1階から4階は、キングパワーの免税店や洒落たデザインのマハナコンスカイウォークの限定土産物店が入る「キングパワーマハナコン」。そして、2019年中には世界初の「オリエントエクスプレス・マハナコン・バンコク・ホテル」が出来る予定です。
グルメにショッピングに絶景に。弾丸でもバンコクでも満足度の高い旅でした。