更年期を迎えると、体の変化がめまぐるしいですよね。冷えやのぼせ、倦怠感、高血圧など、さまざまなことが起こり始めます。なかでも、加齢に伴う胃腸の不調を訴える人は少なくありません。胃もたれするようになったり、便秘になったり。
加圧インストラクターの木村優子さんも、実は胃腸が弱めなのだそう。でも運動や食の知識をいかして体調を整えています。思わず真似したくなる毎日の習慣とは?
木村優子さん(55歳)/加圧インストラクター
1963年生まれ。加圧トレーニングスタジオ「サキュレ」主宰。美容と健康に関する幅広い知識を生かし、若々しく美しい体づくりを目指す女性をサポート。
自分自身も生徒さんも、体の変化に悩む世代
銀座で加圧のプライベートレッスンを行っている木村さん。加圧を始める前はエアロビクスのインストラクターでしたが、加圧に出会ってからその素晴らしさに開眼し、40歳でトレーナーの資格を取得したのだそう。
「血行が良くなったり、肌がツヤツヤになったり、うれしい変化を加圧開始後1ヶ月で実感しました。今はレッスンの合間に週1回、自分でも加圧トレーニングをしています。レッスンの時にもポーズの指導で軽く運動しているので、それも含めると、ほぼ365日体を動かしていることになりますね」
生徒さんは、木村さんと同世代の40〜50代の方が多いのだとか。
「この世代は、女性ホルモンの恩恵が減って、いろんな不調を感じ始めます。便秘になった、今までのように食べられなくなったという方は多いですね。加圧トレーニングに合わせて、体の状態や悩みなどもよくお聞きしています。そこで実感するのは『養生』が大事だということ。病院に行って薬をもらっても解決しない、デリケートな体のゆらぎを改善していくには、自分の体に向き合うことが必要ですね」
木村さんの養生は、体の声を聞くことから
体や健康への意識が高い木村さんは、ご自身の体に合わない食材がわかるようになってきたそうです。
「胃腸がそれほど丈夫ではないので、体に合わないフルーツなどは避けています。自分の体に合うもの、合わないものは試行錯誤しながら探すしかありません。食べるものにきちんと向き合い、体の状態を意識するとわかるようになってきます。
胃腸は栄養を吸収し、免疫力も司る重要な器官。私たちの世代は消化力が落ちてきて、栄養の吸収率も悪くなっていきます。胃腸を整えることは、健康の要です。
この写真はある日の朝ごはんです。手前のクッキーのようなものは、米粉とバナナ、えん麦を混ぜて焼いただけの簡単ブレッド。砂糖も小麦粉も使っていませんが、美味しいのです。奥のヨーグルトも手作り。ほかにも、お酢や発酵食品などを積極的に摂るようにしています」
必要のないものは摂らず、必要なものをバランスよく摂るというシンプルな食生活が、木村さん流の養生のひとつです。
子育ては終わり。これから「食」の知識を深めたい
社会人の娘さんと、大学生の息子さんがいる木村さん。レッスンで忙しい日々ですが、たまのお休みに娘さんとでかけるのが、ストレス解消になっているのだとか。
「急にレッスンがなくなり、1日空いたりしたときに、『何か美味しいもの食べに行かない?』と娘を誘ってでかけるのが大切な時間。洋服もシェアする仲良し親子なんです(笑)」
子育ても一段落し、銀座のスタジオも13年目を迎えた木村さん。次に挑戦したいことは「薬膳の勉強」だそうです。
「健康や体のことには興味があるし、生徒さんのいろいろな不調の相談に乗っているなかで、薬膳の知識が役に立つのでは、と感じ、勉強を始めようと思っています」
そんな木村さんが、養生のための習慣にしたい、というものがあります。
食前や、寝る前に飲むだけで、弱った胃腸の働きを整えるだけでなく、生活に取り入れながら体の「養生」も期待できるのが「薬酒」。
薬用養命酒は、14種類の自然の生薬(しょうやく)が溶け込んだ薬酒です。
「桂皮(シナモン)の香りと人参の味が好きですね。生薬を簡単に摂れるのは、とても魅力的です。まさに、手軽にできる養生。毎日の小さな習慣で、自分をいたわり、胃腸から体を整えたいですね」
薬用養命酒<第2類医薬品> 1000mL 2,200円+税 700mL 1,550円+税 ※希望小売価格
胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、肉体疲労、虚弱体質、病中病後の滋養強壮に。1日3回、食前または就寝前に。
これからの人生をもっと充実させるために、養生習慣を始めてみませんか。
撮影/山田英博 ヘアメイク/木村三喜 取材・文/島田ゆかり
sponsored by 養命酒製造