たっぷり寝たはずなのに、なぜか疲れが取れていない…。そんなことありませんか?
なんと、毎日の 生活の中で何気なくやっている習慣が、実は疲れをため込む行動である可能性大!
そこで、暮らしの中で簡単にできる、疲れをためないためのちょっとしたコツをご紹介。 実践して、疲れ知らずの体を手に入れましょう。
まず、東京疲労・睡眠クリニック院長である梶本修身さんにうかがったのは、気づかずやりがちな「疲れがたまる生活習慣」。
あなたのお疲れ度がわかるチェックテストもやってみてください!
梶本修身さん
Osami Kajimoto
1962年生まれ。大阪市立大学大学院 疲労医学講座特任教授。医学博士。 世界に先駆けて疲労の研究に着目。 『すべての疲労は脳が原因』(集英社) など疲労に関する著書も多数
こんなことしていませんか?
実は、こんな生活習慣が あなたを疲れさせている!
仕事
オフィスでは、長時間座り っぱなしでパソコン作業や デスクワークを続け、脳が フル回転状態
仕事帰りにジムで トレーニング
仕事帰りに、少しでも疲れとストレ スを解消しようと思い、ジムできつ めの筋トレやランニングをして汗を 流すのが習慣
入浴
疲れて緊張した体をほぐし たいと思い、熱いお湯に肩 までつかって入浴。ダラダ ラと汗が流れるまでゆっく り入って一日を終了
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疲れが足し算的にたまって、 疲労感MAXに!
疲れたときこそ運動や入浴をしなければと、仕事のあとにわざ わざやっている人は多いと思いますが、実は疲労は足し算。い ろいろな活動を重ねるほど疲れ度をアップさせてしまいます。
心あたりがある人も、私は大丈夫!という人も、「お疲れ度チェックテスト」やってみてください。
テストは次ページに!
あなたのお疲れ度をCheck!
以下の項目の中で、自分に当てはまると思うものを チェックしてみましょう。あなたのお疲れ度がわかります。
■ 仕事はキリのいいところまでやらないと気が済まない
■ 寝ているときにいびきをかいていると言われる
■ 職場など長く過ごす空間に苦手or嫌いな人がいる
■ 集中力が高く、何かに没頭するとまわりが見えなくなる
■ 疲れたら栄養ドリンクを飲むことが多い
■ 熱めのお風呂で長湯をするのが好き
■ 休日は遠くの旅先に足をのばすことが多い
■ 疲れたら高カロリーのものを食べる
■ 夜更かしをすることが多い
■ 長時間、座った姿勢で作業をすることが多い
■ 混雑したバスや電車に乗ることが多い
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多く当てはまるほど、お疲れ度が高い!
上記の項目はすべて疲れを招く行為。多く当てはまった人ほど、疲労がたまっていま す。疲れが蓄積すると病気や老化も促進させるから、今すぐこんな習慣を改善すべき。 次回からの疲れ解消術を取り入れて、疲れ知らずの元気な体にリセットして。
イラスト/いいあい 取材・原文/和田美穂