OurAge世代にこそ心も体もメンテナンスが必要!
今、行きたいデスティネーション
温泉&スパ
日本のホテルや宿に、土地の素材や風土などが感じられるスパが欠かせない施設になりはじめて約15年。最近では、健康を主目的に旅へ出る人も増えてきました。
今回は、OurAge世代の人々が満足できるこだわりのサービスや、日常生活をよりよく生きるヒントが体感できる滞在先を、ニューオープンを中心に19軒ピックアップ! 心地よい季節、心身のメンテナンスに国内を旅しませんか。
【沖縄本島】 2018年8月OPEN!
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄
“潤い初(ぞ)め” を意味する
うりずんを自らの体で実感
2018年8月、西海岸の恩納村に突き出した瀬良垣島に誕生した「ハイ アット リージェンシー 瀬良垣アイラ ンド 沖縄」。“元気になる”をコンセプトにしたリゾートを象徴する滞在プランは、 ’19 年1月から始まった“うりずんプラン”。1泊2日でスパ、アクティビティ、食と、体の内外から巡りをよくすることを目的としています。
週末を利用し、心身のバランスをしっかり整えることができます。
初日はチェックイン後スパへ。月桃、よもぎなど、琉球ハーブが使われたお風呂とハーブボールで代謝を促進。続いてオイルマッサージが施されます。むくみが緩和されてすっきり!
血行促進とデトック スを促す10種類以上の琉球ハーブを煎じたハーブ液が入ったお風呂。日常の喧騒を忘れ、水平線を眺めながらくつろぐ優雅な時間
「琉球コンプレス」(75分)では、10種類以上のハーブを詰め、温めたボールでタッチ
日本のホテルスパ初上陸! タイ発のオーガニックブランド「パンピューリ」のオイルをマッサージに使用
白を基調にしたスパのレセプション
ドラマチックな夕日を満喫するなら、サンセット スイートに滞在するのがベスト!
夕食は「シラカチ」で、沖縄の家庭に受け継がれる滋養食“シンジムン”を。沖縄の土地のパワーをいただきます。
鉄分やミネラルが豊富な料理ばかり。味わうほどに心身がよみがえっていくシンジムン
2日目はモーニングヨガからスタート。青い海を眺めながら、全身をストレッチします。朝食は「セラーレ」のビュッフェで、近場で朝とれたばかりのもずく、青パパイアなどを満喫。
青い海を見ながらのモーニングヨガ。ゲストのレベルに合わせて、こまやかな指導をしてもらえます
紅いも、よもぎ、ハンダマなど、夕食でも朝食でもふんだんに使われる滋味豊かな島野菜
◆トロピカル❝モクテル❞!◆
パイナップルジュースに、大葉とシークヮサーをプラスした人気のモクテル(ノンアルコールカクテル)Ibuki
花ブロックを思わせる格子が特徴的。時間帯で空間の気配が変化します
DATA
沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1108
☎098-960-4321
うりずんプラン1泊2日¥44,045~
(1室2名利用時の1名料金 宿泊、2食、トリートメント、モーニングヨガ込み 税・サ別)
アクセス:那覇空港から車で約60分
次回は、手つかずの自然が残る沖縄・宜野座村にオープンした、全19室の「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座」をご紹介します。
撮影/秋田大輔 取材・原文/板倉由未子(トラベル・スパジャーナリスト)