日本でも美容に敏感な人がいち早く取り入れているCBDオイル。NYではすでにさまざまな美容&ウェルネス商品にCBDを取り入れたものが勢ぞろいしているそう。
リップグロスやマスカラ… 美容にも広がる使われ方
CBDをほかのものとミックスした製品も出ています。その代表が「カヌカ」。カンナビジオールに、マヌカハニーをミックスさせたブランドです。マヌカハニーには、はちみつでは唯一メチルグリオキサールという抗菌活性成分が豊富に含まれており、肌のpHバランスも整えるそう。一方のCBDにはフリーラジカルに対抗する作用があり、オメガ3、6脂肪酸が豊富なのでアンチエイジングによいとされます。その強力タッグでボディクリームやバームを提供しています。
CBDヒーリング・スキン・バーム。CBDとニュージーランド産のマヌカハニー、さらにローズヒップ、グレープシードオイルなど配合。手のひらで温めてから皮膚に塗ることで、炎症を抑え、肌に潤いを与え、健やかな肌に導くといいます。48㎖ $58
CBDハーモナイジング・フェイスクリーム CBDが炎症を抑え、敏感肌でも穏やかに整えて、滑らかな肌に導きます。$58
CBDクレンジング・ボディ・バー。マヌカハニーの抗菌作用に、CBDの肌にもたらす鎮静作用、さらに黒コショウのオイルがアンチエイジング効果を高め、ココナッツオイルとグレープフルーツオイルが肌を柔らかく滑らかに導くそう。$18
Cannuka カヌカ
ウェルネス系にとどまらず「キールズ」や「ジョジー マラン」といった有名美容ブランドからも、CBD配合のセラムやオイルが登場。NYの高級スパ「イルディ・ピーカー」では細胞をリペアするというオリジナルのCBDオイルを販売し、CBDバイブというフェイシャルコースは、400ドルというトップレベルの施術に。「ミルク・メイクアップ」ではまつ毛にコンディショニング効果があるというCBD配合のマスカラやアイブロウジェルも販売しています。なかでもラグジュリアスで注目を集めているのは「セント・ジェーン」です。創始者が実際にCBDを使って美肌に効果のあったことから、自らCBD配合の美容商品を開発。細胞をヒーリングさせる効果があると謳い、植物性成分を配合して、高級スキンケアのセラムを発売。リップグロスにも配合されています。
今やさまざまな分野で活用されているCBD。効果的な使い方をして、ウェルネスに役立てたいものです。
美容業界でキャリアを持つケイシー・ジョージソンが、CBDが自分の肌にもたらす効果に気づき、自らラグジュリアスなCBD美容製品をローンチ。CBDには炎症を抑え、ヒーリング効果があり、輝く肌に導くそう。CBDのほか、ローズヒップなどの植物性成分を配合。ラグジュアリー ビューティセラム$125
50㎎のCBDが配合されているという業界初のリップグロス。5色のカラー展開で、CBDのほかに、抗酸化作用のあるサンフラワーやカモミールを配合。乾いた唇も潤し、べたつかずに輝きのある仕上がりだと評判です。マイクロドース・リップグロス$28
SAINT JANE セント・ジェーン
取材・原文/黒部エリ