ミーナです。今回は、ラジオ、テレビはもちろん、大学教授、エッセイストとしてマルチに活躍されている、見城美枝子さんにお伺いしました。大学に入り直したのは、何と47歳の時だそう。何事もチャレンジが、秘訣かもしれませんね。
10年、20年後もクリアな脳でいるための
脳活の秘訣とは?
明晰な頭脳とバイタリティあふれる生き方。第一線で長く活躍を続ける先輩たちにこそ、聞いてみたいのは脳活の秘訣。
そこで、さまざまな分野で幅広く活躍を続ける4人の先輩方に、それぞれの脳活について教えていただきました。
アンケートから伺える、前向きな生き方や発想を見習って、10年後も20年後もクリアな脳を目指しましょう!
今回ご紹介するのは、エッセイスト、大学教授として活躍している、見城美枝子さんの脳活です。
見城美枝子さん Mieko Kenjo
profile
1946年生まれ。エッセイスト、青森大学社会学部教授。TBSにてアナウンサーとして活動後、フリーとなり、レポーターや評論家として活躍。現在「大沢悠里のゆうゆうワイド」(TBSラジオ)で水曜日パートナーを務める
あきらめること、思い続けることのバランスを保ちつつ
新たにチャレンジする気持ちも忘れずに!
1968年にTBSへ入社後、アナウンサーとしてキャリアを積み、独立後もテレビやラジオで活躍を続ける見城さん。さまざまな省庁の審議会委員を務め、現在は青森大学社会学部教授としても奮闘中です。
そんな見城さんが50代を目前にして挑戦したのが、学生として勉強し直すこと。47歳で早稲田大学大学院理工学研究科に入学し、修士課程修了後、同博士課程の単位を取得。年齢を言い訳にせず、挑戦し続ける気持ちこそ脳を元気に保つ秘訣だといいます。
Enquête
●平均的な起床時間と就寝時間は?
起床は7時、就寝は0~1時頃。
●毎日欠かさずに行っていることは?
ウォーキング、柔軟体操。
●脳の衰えを意識しはじめた時期ときっかけは?
65歳頃から、一瞬、的確な言葉が出てこないように。その後、暗記力が少し衰えたかもしれません。
●脳の衰え防止に取り入れた対処方法は?
ボイストレーニング、鍼灸、ヨガ。毎月、歌舞伎やコンサート、映画を鑑賞しています。また、一人でチェロを聴くこと。チェロ(弦楽器)のうねりが頭の中の曇りやくすみを一掃し、透明感に包まれます。
●脳を元気に保つために最も大切だと思うことは?
あきらめること、思い続けることのバランスを保つこと。また上質、本物を体感すること。歌舞伎や演劇、書籍をじっくり味わうこと。
●MyAge世代に向けて、心身ともに元気で充実した50代、60代を送るためのアドバイスを!
まだまだ若いです。これからもチャレンジする気持ちを大切にしていきましょう。
次回、最終回の4人目の先輩は、スタイリストとして活躍している、青木節子さんです。