ミーナです。「脳トレ」シリーズの最後は、話題になった脳とアロマテラピーについてです。癒し効果だけではなく、様々な効果が期待される精油。脳にもいいかも、となるとますます興味がわきますね。
今、巷で話題騒然!
アロマテラピーと脳の関係とは?
アロマテラピーに使用する精油(エッセンシャルオイル)の香りを嗅ぎ、嗅覚刺激を行うことで、認知症予防が可能という研究が、今、話題沸騰中!
そこで、脳の活性化&癒しに最も役立つと注目を集めている精油を4種類を2回に分けてご紹介します。
今回ご紹介するのは、認知症予防にもひと役かってくれそうというアロマオイルです。
Day
ローズマリー・カンファー&レモン
Night
真性ラベンダー&スイートオレンジ
精油は有機栽培の植物から抽出され、オーガニック認証団体の有機認証を受けたオーガニックアロマオイルみを厳選して使用しています。
神経細胞の活性化と
鎮静作用で認知症を予防
もの忘れがひどくなったことを実感すると、漠然と将来に不安を感じ、「私も認知症になったらどうしよう…」という思いが頭をかすめる人も多いのでは!?
認知症のなかで最も頻度が高いアルツハイマー型認知症は、もの忘れから始まるといわれているため、そう思うのも無理はありません。しかし、実際は嗅覚障害が先に起こり、次いで、記憶を貯蔵し管理する海馬の神経細胞が障害を起こすのです。
そこで、嗅覚を刺激し、海馬に働きかけることで認知症を予防できないか? という研究が続けられ、認知機能の改善が認められたことで大きな話題となっています。
嗅覚刺激を行うのは、アロマテラピー(芳香療法)に使用する精油で、研究の結果、最も神経細胞を活性化させるのがローズマリー・カンファーとレモンの配合であることが判明。集中力を高め、記憶力を強化する働きがあるため、昼間に使用します。
一方、夜に使用したいのは真性ラベンダーとスイートオレンジの配合。心身をリラックスさせる鎮静作用で、神経細胞を癒します。
そもそもアロマテラピーとは、精油の香りを嗅ぐことで自律神経を整えて、体の機能を調整する自然療法。誰でも手軽にでき、芳香浴のほか、マッサージや入浴など多様な使い方があるのも魅力です。楽しみながら取り入れ、もの忘れの少ない、イキイキとした脳を保ちましょう。
※研究成果は、医師の監督下で得られたものなので、同じ条件のもとで行われない限り、まったく同じ成果を期待することはできないことをご了承ください。
次回は、その新鮮な香りを嗅ぐことで、心身ともにリフレッシュできるアロマオイルをご紹介します。