みなさん、こんにちは!
前回、ご紹介した、レモンやみかんを農薬を使わずに育てている
「みかん育て隊」の佐藤辰之さん。
http://mikansodatetai.web.fc2.com
佐藤さんから、今年初の無農薬レモンがダンボールいっぱい届きました。
イリヤプラスカフェでは、レモンの皮も使うので、
無農薬ってことがとても大事になるんです。
レモンは、12月から1月が旬!
この時期に時間をみつけては、スタッフみんなで、
できるだけたくさんのレモネードのモトを仕込んでおきます。
レモンには、果物の中でもクエン酸がたっぷり!
クエン酸には、代謝をよくしたり、疲れをとる作用があると
言われていますよね。
疲れたときって、すっぱいものが欲しくなりますものね。
それにハチミツには、元気のモトの、ビタミンB群や酵素、
アミノ酸が含まれています。
冬は、あつあつのレモネードが、イリヤプラスカフェの人気メニュー。
というわけで、今日も、さっそくレモネードの仕込み!です。
作り方をご紹介しますね。丁寧に作るプロセスが大事!
だからこそ、おいしいレモネードができます。
でも、少しの量だけ作るのであれば、そう時間はかからないはず。
ご家庭では、少しの量から作ってみるとカンタンです。
1. 今日の仕込みは、レモン14個分。
まずレモンを洗ったら、レモンの表面の黄色い皮を薄く細く、削り取っていきます。
これ、以前は別の道具を使っていて、とても時間がかっていたんです。
で、去年の夏、アメリカ、ポートランドのキッチン用具屋さんで、
レモンの皮を削る専用の道具を見つけて、購入。使ってみるととても便利!
2,レモンの皮をむきます。白い部分です。無農薬レモンの白い皮はしっかりしていて、分厚いです。レモネードには使いません。
3.さらに、包丁を使って白い薄皮を切り取って、レモンの果実を取り出します。薄皮が入ると、苦みが強くなるので、レモネードには使いません。
4.レモンの果実から、種を取り除きます。無農薬レモンには
たくさん種が入っているので、これまたひと仕事。しゃもじを使うと
やりやすいんです、とスタッフのまちこさん。なるほどー、です。
種が入ると、やはり苦みが強くなるので、面倒でも丁寧に取り除きます。
5.種を取り除いた果実の重さを量ってブレンダーにかけます。
外皮の重さも量ります。外皮は、ブレンダーにかけません。
6.〈果汁+外皮〉に、同量のハチミツを入れて、じっくり煮込みます。
7.煮沸したガラスの容器に移します。
大さじ1より少し多めをカップに溶かして、ホットレモネードに。
アイスのときは、お湯で少し溶かしてから、氷を入れます。
カフェでは、煮沸した容器を使い、さらにその後、レモネードを入れた容器ごと、また煮沸します。
そうすることで、ふたを開けない限り、数ヶ月という単位で、長期保存できます。
ふたを開けてからは、必ず冷蔵庫で保管します。
量にもよりますが、カフェでは、ひと瓶、2週間ほどで
使い切ってしまいます。
ご家庭でも、開封後は、2、3週間で使い切るのがよいと思います。
これで、おいしいレモネードができます。
レモネードは1年を通して、おいしいドリンク。
夏は氷をたっぷり入れたり、
冷たい炭酸で割ったレモネードがおすすめです。
レモンが旬のこの時期に、ぜひ、みなさんも作ってみてくださいね!