”爆睡”という言葉から縁遠くなり何年でしょうか。 新聞の広告欄に「快眠」商品があんなにたくさん載っている理由が最近わかったギリコです。
そんなところへOurAgeのプレゼントコーナーでパラマウントベッドの枕「スマートフィット ピロー」を取材したときに、オーダーマットレスとなるものがあることを知り今回体験してみることにしました。
眠りに入るときラクな姿勢って人それぞれありますよね。
私の場合は左肩を下にした横向きです。でもこれだと肩が押しつぶされてだんだん痛くなってきます。
2年前くらいまでは痛い痛いと思いつつなんだかんだ寝ていましたけど(それが若さというもの?)、どうもここのところ気になるように。
みなさんも”今まではなんとなくしのいできたけど、最近そうはいかなくなってきた”ことってありませんか。
お邪魔したのはパラマウントベッドさんの「スマートスリープストア 東京」。
東京駅八重洲口から徒歩5分。
日本橋から銀座へと一直線に走る中央通り沿いに「スマートスリープストア 東京」はあります。
実はこの一体はギリコのお気に入りスポット。
日本橋髙島屋、丸善本店、ブリヂストン美術館、銀座千疋屋、明治屋といった老舗から京橋の新名所「東京スクエアガーデン」までが、この中央通り沿いの日本橋~京橋間に並んでいて、お散歩におすすめのエリアです。
さぁ、お店の中へと入ります。
ガラス張りの広い店内には電動ベッド、介護用ベッドなどたくさんのベッドが。
その一角にオーダーマットレスの計測コーナー「Styleport」がありました。
本日御世話になるのは山品善嗣さん。睡眠改善インストラクターです。
山品さんにエスコートされ、まずは計測器が置かれたベッドに寝てみます。
最初はやや固めのマットレスに寝てみるのだそうです。
すると脇のモニターには私の人型が現れました。
これはマットレスと体の接触具合、体のどの部位に圧がかかっているかが色分けされて出てきたものです。お尻の部分が赤くなっていますがこれは仰向けのときお尻に一番圧がかかっているということ。
逆に腰のところは白いのですがこれは腰が浮いているためマットと接触していないことを表しています。
その後ベッドから降り、マットレスをやや柔らか目のものに換えて再度計測。
すると今度はマットレスと体の接触範囲がずいぶん広くなったことを示す人型が表示されました。
再び一旦ベッドから降りると、計測器のデータを見ながら山品さんが下に入っているマットレスをスッと抜いて、違うものと交換していきます。
あれれ?なんとこのマットレス、頭、肩、腰、お尻、足など体の部位ごとにマットレスが7分割されていました。
さきほどはモニターに映し出されたおのれの人型に見入っており気づきませんでしたが、なんと画期的!
山品「寝るときは仰向け、横向きどういう体勢が多いですか?」
ギリコ「横向きです」
山品「寝ていると気になることはありますか」
ギリコ「横向きで寝ていると肩が押しつぶされて痛くて」
といった会話をしている間にも山品さんは「横向きが多いんですね。では肩の位置にくるマットレスはこれにしましょうね」「ギリコさんの場合、足を置く位置はやわらかめがおすすめです」といってスパスパと手軽な感じでマットレスを交換していきます。
準備が整い、再びゴロ~ン。
モニターにまた新たな人型が現れます。(左から順に1回目、2回目、3回目)
3度目にゴロ~ンしたマットレス、これが”ギリコ用マットレス”です!
さて肝心の寝心地は……。
やわらかいんだけど沈みこみすぎず、いい感じです。肝心の横向きになっても肩がうまく沈むので痛くありません。
山品「肩がのるところはマットレスを柔らかいものに換えて”肩を逃がして”います。」
なるほど。
山品「では今度は横向きになってみてください。寝返りが打ちやすい、寝心地がいい。それがパラマウントベッドのマットレスです」
なんと! 確かに寝返りがラクに打てます。
「寝返りというのは複雑な作業で脳が指令を出して行うものなんですね、このとき動きにくいマットレスを使っていると身体が動かず脳が目覚めてしまうのです………そこでパラマウントベッドは寝返りが打ちやすい、をコンセプトに………2種類のウレタンの下に硬い綿を入れた3層構造になっているため、しっかり体を支えることができるので寝返りが打ちやすくなり………お尻など出っ張っているところが沈み、腰などくぼんでいるところにはフィットする。これがその模型です………」
睡眠改善インストラクター山品さんの熱心な解説が続きます。が、しかし…。
このマットレス本当に気持ちよくて、本当に本当に眠くなってしまったギリコです。(上の模型の写真もあわてて撮ったので寄りすぎでした、ごめんなさい)
ここまで読んでくださった読者さま、きっと気になっていることでしょう。
肝心のお値段はいくらなの、と。
はい!お値段の発表です。
スマートスリープ スタイルポート
シングル(幅97×長さ195×厚さ15.5) 180.000円(税抜)
セミダブル(幅120×長さ195×厚さ15.5) 210.000円(税抜)
この値段が高いか安いか。
やはり実際に試してみてのことだと思いますが、19年同じマットを使ったギリコとしては、また長~い年月使えば十分モトをとれる!(セコイでしょうか)と思いました。
ところで新品に換えたいけれど処分に困りそうなのが、今使っているマットレス。
そこでパラマウントベッドでは新品を搬入する際に古いマットレスを持っていってくれる引き取りサービスを行っているそうです。
※引き取り料はシングル、セミダブル、ダブル全て同じ料金で3000円(税抜)
※サービスの提供ができない地域があります
マットレスの寿命はコイル、ウレタンなど素材や仕組みにより異なるそうですが、だいたい10年が目安ではないかとのこと。
毎日使っているからこそ、かえってそのへたり具合がわかりにくいマットレス。
今回のギリコのようにショウルームをのぞいて最新のマットレスを体験するのも、今お使いのマットレスの状況を客観視するよい機会になるのでは。
ちなみにオーダーマットレスの所要時間は約30分です。
今回お邪魔したスマートスリープ東京は、日本橋・京橋エリアのど真ん中。
買い物、散歩のついでにぜひのぞいてみませんか。
ベッドやマットレス以外にも寝室で使うのによいアロマやCDなど”快眠グッズ”も扱っているので、お友達へのちょっとしたプレゼントも見つかりそうです。
ほかにも珍しい冷えとりアイテム(足の羽毛布団、とか)も販売されており、ついつい買い物までしてしまったギリコです↓。
軽くてあったかくて驚きました。洗濯もOK!
このときの戦利品はまだありますので、ぜひまた別の機会でご紹介したいと思います。
それでは皆様、今日もよい睡眠を!
♪お・ま・けのギリコメモ♪
スマートスリープストア東京をお邪魔した後においしいランチをいかがでしょう。
京橋はグルメスポットでもありますよ!
この体験取材のあとギリコは山品さんおすすめのお店でランチをいただきました。
伊勢廣
お肉の食感が独特で、こんなおいしい焼き鳥は初めてでした。
焼き鳥屋さんに女一人で入るのは最初ためらわれましたがなんと女性客も多かったのでご安心を。
ほかにも「てんぷら深町」もおすすめですよ、とのことです。