アーモンド キヌア ヘンプ etc.・・・
魅惑のオルタナティブ・ミルク ワールド:前編
日本の皆さんも、すでにご存知の植物性ミルク。こちらでは、NON-DAIRY MILK(ノン・デアリー・ミルク)、ALTERNATIVE MILK(オルタナティブ・ミルク)、またはPLANT-BASED MILK(プラント・ベース・ミルク)と呼んでいて、とてもポピュラーです。
オルタティブ・ミルクにシフトするということは、美容と健康のためだけではなく、動物の権利、環境を守ることにも繋がっています。美容と健康志向が高く、動物や環境問題に対して意識の高いカリフォルニアンたちのお気に入りのミルクでもあるのです。
今や、カフェのメニューにもオルタナティブ・ミルクのチョイスがあるのは当たり前。スーパーに行くと、どれにしようか?と迷ってしまうほどオルタナティブ・ミルクの種類が豊富に並んでいます。
オルタナティブ・ミルクのフレーバーは、素材のテイストを活かしたオリジナル・ストレート味や甘さ控えめのオリジナル・スイート味、バニラ味や珈琲味などのフレーバー付きまで、バラエティーに富んでいます。また、持ち歩きに便利なミニ・オルタナティブ・ミルクも。さらに、ココナッツ・生クリームやオルタナティブ・ミルクとスーパーフルーツやスーパーフードで作られたデザートも豊富にあるので、嬉しくなります♪
オルタナティブ・ミルクの良いところは、アレルギーや乳糖不耐症で牛乳が飲めずにいたり、ソイミルクが苦手な人にも美味しく頂ける事。また、お料理やそれぞれの好みによって使い分けることができる点も魅力的です。環境や動物、健康と美容にも良いとされる一石二鳥のマジカルドリンクといわれるのも納得ですっ!
、、、が、アメリカでもヘルシーフード、ヘルシードリンクとして人気の高いソイとソイミルクなのですが、GMO(遺伝子組み換え)の大豆使用、加工され、添加物が大量に含まれているものも多いゆえ、ソイと言えども、健康とはいえないソイ食品もたくさん出回っています。
そのようなこともあり、こちらのOurAge世代の女性の中には、ソイミルクは大豆から作られている飲料ドリンクという視点から、慎重になる人もいます。また、ソイがカラダにもたらすネガティブな要素とされているアレルギーや消化不良、甲状腺への負担、ミネラルの吸収を妨げる可能性や更年期障害との関係などを、懸念する人もいます。乳がん細胞を刺激してしまう食材としても問われている、ということもあるようです。
ソイは、乳がんを防ぎ、健康に良い食材という説もありますが、その一方で、ソイに含まれているイソフラボンが女性ホルモンと呼ばれているエストロゲンと構造が似ていることから、子宮筋腫や乳がんなどを引き起こすのではないか、という説もあるのです。
これに対して、アメリカの超人気健康番組のホストであり、健康博士であるドクターOZは次のように語っています。ソイプロティン(大豆原料のプロティン)やアイソレート(さらに精製したもの)したソイミルクは避ける事。添加物が入っていることも多いので、添加物のない新鮮なソイミルクを選ぶ事。ソイは、ホールソイ・フードで摂取するのがベター。例えば、エダマーメやトーフ、ミッソー(味噌)やナッートウなどの発酵食品などがベストなヘルシーチョイスだと述べています。
私の場合ですが、牛乳同様、ソイミルクを飲むとお腹が張ってしまったり、腹痛を起こしたり、ガスがたまったり(失礼っ!)と消化しにくいようなので、牛乳やソイミルクは飲まないのですが、エダマーメやトーフ、ミッソー、ナッートウは、全く、大丈夫です。
アメリカで生産される2/3のソイは、GMO(遺伝子組み換え)の大豆だと報告されているので、注意する事が必要です。ソイだけではありませんが、食に関しても様々な情報が飛び交っているので、情報を丸ごと鵜呑みにする事なく、自分のカラダを知り、知識を高め、自分で考えて、自分に適切なものを選ぶ事が大切だと思います。日本とアメリカでは、食文化も食生活もちがうので、なおさらですね。
次回は、豊富なオルタナティブ・ミルクの種類とおウチで作れるキノアミルクをご紹介しますね♪
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写真:HALE DAVIS
毎月第一金曜日は、ラブピースクラブで朝吠えコラム連載中
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