長湯温泉シリーズ最終回は、気軽にロングステイができる施設が登場。炭酸を含有する温泉とゆったり時間を楽しむ旅を満喫できます。
B・B・C長湯
宿泊者は無料の敷地内の図書館はチェンバロの音楽会が行われることも。光がいっぱいの美空間で読書。
一人にちょうどいい部屋から一軒家タイプまで、デザインが違う客室棟が森の中に6室。2泊以上、5泊以上と段階的に料金が安くなるのもうれしい。体に優しい朝食だけついているので、温泉街や旅館で食事をしたり、部屋のキッチンで自炊したりと暮らす気分で過ごせます。
温泉療法保健パスポートは滞在初日に観光案内所で発行してもらい、利用した宿や温泉で印を押します。
各部屋に電子レンジ、炊飯器、電磁調理器、鍋、食器などがそろったミニキッチンとインターネットが使える書斎付き。
地元のお母さんが作ったオーガニックの味噌玉汁や無農薬米の朝食。
DATA
大分県竹田市直入町長湯7788-2
☎0974-75-2841
1泊朝食¥4,200~(宿泊数により変わる)、6室、in15:00 out10:00、全室ミニキッチン・書斎・テラス付き *大丸旅館の温泉利用可
すべすべ デトックス
HIROKO’s POINT
わざわざ出かける価値がある稀少な炭酸泉の温泉地。何日もかけてたまった疲れやストレスは、短い旅では癒しきれないことも。できれば3泊以上移動なしに滞在することで、体が楽なだけでなく心のゆとりが生まれます。ロングステイで気になるのは食事。暮らしと密着している温泉地なら体にいい 地元食材も手に入りやすい。繰り返し温泉に入り、ゆったりと過ごすことで加速して変わっていく自分に気がつくはず。
次回からは、宮城県の鳴子温泉郷を4回にわけてご紹介します。お楽しみに。
*[泊]=宿泊料は特に記載のないかぎり、2名1室の場合の1泊2食付き平日1名分の料金(税別)です。宿やホテルにより、別途サービス料や入湯税が加算される場合もあります。
*宿泊日、部屋、料理プランなどによって料金が異なります。
*料理は日によって変わることがあります。
撮影/三谷 浩 杉本 圭 石井宏子 イラスト/かくたりかこ
取材・文/石井宏子(温泉ビューティ研究家)