宮城県の鳴子温泉郷は、いつでもどこでも迎えてくれる誰かがいる街。シリーズ2回目の今回は、千年の歴史ある神の湯に入れる共同湯、農家レストラン、こけし工房などをご紹介します。
滝乃湯
鳴子の湯巡りのすべてはここから。毎日完全に入れ替えをするフレッシュな温泉は酸性の硫黄泉で、肌を活性化して血行促進、滞りがちな体をリセットします。きりっと気持ちも肌も引き締まる温泉です。
千年の歴史ある神の湯に入れる共同湯は地元の誇り。総ヒバ造りで趣があります。
DATA
☎080-9633-7930
♨¥150 7:30~22:00
内湯・男女各1、源泉かけ流し、酸性-含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム-鉄-硫酸塩泉、㏗2.8
しっとり デトックス
農家レストラン 土風里(どっぷり)
農家のお母さんが作る米をおいしく食べるための野菜料理は、目からウロコのアイデアがいっぱい。自家製どぶろくも◎。
☎0229-84-6641
(営)11:00~14:00 ランチ¥1,000 *完全予約制
桜井こけし店
鳴子温泉街には伝統のこけし工房が点在。工人さんの手仕事を見たり、お気に入りのこけしや食器を探したり、こけしの絵付けは意外に楽しくてハマります。
☎0229-83-3460
次回は、現代湯治を提案する宿「旅館大沼」をご紹介します。
*[泊]=宿泊料は特に記載のないかぎり、2名1室の場合の1泊2食付き平日1名分の料金(税別)です。宿やホテルにより、別途サービス料や入湯税が加算される場合もあります。
*宿泊日、部屋、料理プランなどによって料金が異なります。
*料理は日によって変わることがあります。
撮影/三谷 浩 杉本 圭 石井宏子 イラスト/かくたりかこ
取材・文/石井宏子(温泉ビューティ研究家)