昭和生まれの娘たちを乙女肌へ
海のチカラを生かしたスキンケアとは?
こんにちは小野アムスデン道子です。
今回は地球全表面積の7割を占める海のチカラを応用したスキンケア商品の発表会に行って、東京海洋大学の今田千秋教授の講義をはじめ、海の美容成分などについて聞いて来ました。
今田教授は、生命は海で誕生し、やがて陸に上がって人間へと進化してきたことを説明。その名残として、今も羊水という形で体の中に海を持っており、ナトリウムやカルシウム、カリウムなどのミネラルの含有量が海水と羊水ではほとんど同じなのだそうです。また水深200mより深いところの海水は海洋深層水と呼ばれますが、太陽の光が届かないために、低温、富栄養(窒素やリンなどが多い)で清浄という特徴があります。同教授によると、海洋深層水には美容に大きく関係するヒアルロン酸やコラーゲンの合成促進作用があり、そんな働きを応用して「タラソテラピー」と呼ばれる海洋療法にも深層水は使われているそうです。
そんな海の恵みである海洋深層水や海藻、魚類由来のマリンプラセンタそして「クリスマムマリチマム」というブルターニュ地方の海辺に自生するセリ科の海浜植物の幹細胞を使ってエイジングケア・コスメ「Le me we キュアサプリ」を作ったのが、顔筋再生ストレッチでおなじみの美容家・渡辺雅子さん。2015年7月17日の発表会の日は73歳の誕生日(しかし、シワ、シミ、水分量、毛穴など測定するお肌年齢は34歳とか!)。戦中生まれとして、“面白い時代だった昭和”に生まれた(=OurAge世代)女性たちに、いきいきときれいに過ごしてもらえるような貢献をしたいと思ったそう。肌のサプリメントのような発想で、昭和生まれの女性たちの肌を乙女肌へと導きます。
「Le me we キュアサプリ」の洗顔、化粧水、美容液というシンプルな3ステップの商品ラインナップすべてに含まれているのが「クリスマムマリチマム」。深海から海岸へと移住して陸上で進化を遂げた太古の植物で、老化した皮膚機能をサポートする働きがあるそうです。ふわっと泡立つ洗顔料の泡で軽くマッサージをすると、洗った後は肌が柔らかく、しっとり保湿をされたように思いました。香りは天然アロマ使用のダマスクローズ。パラペンや合成着色料は無添加なので、1ヶ月使い切りサイズにしているのだとか。
母なる海のチカラを肌の保湿力や再生力に生かすというアイデア、そして73歳現役美容家のお話に刺激を受けた発表会でした。
Le me we キュアサプリ