自称、健康おたくと笑う羽田美智子さんが気になっている〝もの〞〝こと〞からその道の達人にコツを教わる連載がスタートします。記念すべき第1回は、羽田さんが美と健康のために実践している事柄を紹介。
羽田美智子さんも始めてる!
「元気になる呼吸法」のすすめ
第1回目は、人生の師匠と尊敬する「気」の達人、荒井義雄先生をゲストに招き、体と心のサビ取り法を伺いました。
2回に分けて、元気になる「正しい姿勢」と「正しい呼吸法」についてご紹介します。
今回は、羽田さんの美と健康の素になっている11のことについてです。
羽田美智子さん Michiko Hada
profile
1968年生まれ。女優として映画、ドラマ、CM、ラジオを中心に活躍。
ドラマ「東京ウエストサイド物語」(NHK BSプレミアム)が
12月2日(水)22:00~放送予定。
TOKYO FM「ゆうちょ LETTERfor LINKS」(毎週日曜15:00~15:30)が
好評オンエア中。著書多数。
羽田美智子オフィシャルブログ http://ameblo.jp/hada-michiko/
無理せず続けるのが マイルール!
羽田さんの美と健康の素 11
1.正しい姿勢と呼吸法を意識
「正しい呼吸を続けると交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがスムーズにいくそう。これが体得できると、若くいられるそうですよ(笑)」と羽田さん。頭頂から腰、丹田が一直線につながる「中心姿勢」が取れ、深い呼吸を続けることで「気」が全身を駆け巡ります
2.読書
「眺めるだけでリラックスできる写真集はリビングで、仕事上読まなくてはならない資料の本はお風呂で、生き方上手な人の本や見えない世界をひもとく本はベッドの中と、読む場所や時間帯に合わせて本を選ぶことが楽しくて」
3.入浴剤を選ぶ楽しみ
「同じものばかりでは飽きるので、その日の体調や気分で使い分けます。旅先にも持参するんですよ」。今のお気に入りは左の炭酸タブレットと、その隣の米ぬか酵素パウダー。これを使った翌日は、お風呂掃除に専用洗剤が不要になるとか
4.ウォーキング
運動不足解消に、1日5000~1万歩を目標にウォーキングを始めた羽田さん。「自分のペースでできることしか続かないので、靴を履きかえて駅まで歩くとかひと駅先のスーパーに行くなど、日常の用事を兼ねることで取り入れています」
5.アロマでセルフケア
友人の影響でアロマオイルを使い始めて20年。「自宅はもちろん、仕事場にもディフューザー持参で出かけます。楽屋で焚いていると、周りの方からも喜ばれますね。気分を上げたり撮影の過酷な環境を乗り越えるためにも、香りは必需品」
6. 朝の習慣、酵素ドリンク
青汁、甘酒、豆乳を混ぜた手軽なドリンクを毎朝、起き抜けに1杯。「女性ホルモンの補給にも役立つし、胃の粘膜の保護や朝の食欲を抑えるなど、いいことずくめなんです」。単体でとるより飲みやすいのが、続けられるポイントだとか
7.薬剤師が調合したお茶
南米アンデスのハーブをブレンドしたカチャマイ茶を愛飲中。「体調をくずしたときに先輩の女優さんからいただいて以来、ホッとする味と香りが気に入っています」。無農薬、無添加。50年以上、地元で飲み続けられる大ベストセラー
8.カメラの魅力に開眼
プロの写真家と一緒にデジタル一眼カメラを手に、使い方と思い出に残る旅を紹介する番組に出演以来、カメラの虜に。「ファインダーを通し、自分が今何に興味があるかわかるのが楽しい。撮りためた写真はいつか形にしたいですね」
9.観葉植物を育てる喜び
何かを育てるのが得意ではないと感じていた頃、ウンベラータという観葉植物をきっかけにグリーンにはまった羽田さん。「今では10種類以上の植物に囲まれています。育てるという気持ちは母性。何かに向ける必要性を感じています」
10.発酵食品を頼りに
公私ともにお父さんと呼ぶ俳優、伊東四朗さんの奥さま手作りの調味料。「このお味噌のおかけで、夫からは味噌汁名人と呼ばれているんです(笑)」。樽仕込みの味噌、コチュジャンなど麹調味料や梅干しは羽田家の食卓に欠かせない存在
11.沖縄
仕事とプライベート、合わせて年4~5回は訪れるという沖縄。「手つかずの自然や人情といった、古き良き日本が残っている沖縄。訪れると呼吸がラクになって眠くなるんです。海に潜ると人も自然の一部だと感じて謙虚になれます」
次回は、羽田さんが尊敬する気功の達人 荒井義雄先生直伝の、「正しい姿勢」と「正しい呼吸法」などについてご紹介します。
撮影/板野賢治 ヘア&メイク/永塚克美(HEADS) スタイリスト/坂本久仁子 取材・原文/向井真樹