ナチュラル志向のメルボルン
スキンケアあれこれ
こんにちは小野アムスデン道子です。「メルボルンカップ」というオーストラリアの伝統的競馬レースを見に行ったメルボルンで市内を案内してくれたのは、とても素敵なワーキングウーマンで一児の母のアリソン・サヴィーユさん。気をつけているのは、何といってもUVケアで、日焼けしないことが美容の最重要ポイント。そして、肌に負担のないオーガニックのナチュラルスキンケアを心がけているとのことで、メルボルンで有名なクイーン・ビクトリア・マーケットでお気に入りのブランドを教えてもらいました。
まずは「ペタル」という、メイド・イン・メルボルンのスキンケアプロダクトの店。すべてノンケミカル、ノーアニマルテストで、ほとんどはオーガニックのものでできているそう。エッセンシャルオイル、センシティブ・スキンにも優しいソープやクリームのほか、デトックス・ティーも置いてありました。やはり外側だけでなく内側からのケアも大切。おみやげにおススメは、種類が豊富なソープで、小さい方は2.5豪ドル、大きい方は4豪ドルとお手頃です。
ペタル Petal http://www.qvm.com.au/shops-and-stalls/petal/
もう一軒の「パーラー」は、植物をベースにしたナチュラルスキンケア製品が充実。お値段は30豪ドルと贅沢ですが、大豆ワックスのキャンドルがおすすめだそう。石油を原料とするキャンドルと違って、すすが出にくく、融点が低くゆっくりと全体が溶けていくので、燃焼時間も長いとのこと。キャンドルを灯してゆったりすれば、気持ちも優雅になりそう。
パーラー Parlour http://www.qvm.com.au/shops-and-stalls/parlour/
さて、マーケットで見つけた私のおススメは“ラノリン”という羊の皮脂腺からでる脂を精製したもの。このラノリンのクリームは保湿力抜群で、冬のケアには欠かせません。お値段も8豪ドル。さらに保湿力が高いというエミュー(オーストラリアの国鳥。ダチョウ目)のオイルもありました。こちらはちょっと脂が多そうで、結局私は肌馴染みのよいラノリンをチョイス。
地元スパで、おすすめといわれたのが「エンドータ・スパ」。リラクゼーションマッサージなら30分で65豪ドルからあるので、気軽に試せます。私が受けたのもこの30分コースですが、ペパーミントティーを飲みながらコンサルテーションをして、すべてオーガニックの原料で作ったマッサージ・オイルが3種類から選べます。私は、朝からシャキっとするために、ペパーミント、ラベンダー、ユーカリのブレンドにしました。こちらのスパはオーストラリア内に80カ所あって、1〜2年ものトレーニングを受けたセラピストが担当してくれます。疲れが取れました。
エンドータ・スパ endota spa https://endotaspa.com.au
最後に、とても生き生きしているアリソンさんに秘訣を聞くと、「シャンパン、おいしい食事、ショッピング」だそう。“シャンパン”は、女性同士のブランチでも時々開けて、贅沢に気晴らしをするとのこと。そして、羨ましいのがオフィスで朝10時から15分間設けられている「お茶の時間」。メルボルンではすべてのビルにあると言っても過言ではないカフェに、おいしいコーヒーを買いに行ってブレイクを取るとのこと。毎日の生活で自分へのご褒美は大切ですね。
取材協力
オーストラリア政府観光局 http://www.australia.jp
ビクトリア州政府観光局 http://visitmelbourne.com/jp