年齢を重ねるにつれ変わってくる肌や髪の状態。体力もそうですよね。そしてもうひとつ、忘れてはならないのが
「歯」
ではないでしょうか。
先日、大人の歯のことを考えたハミガキが新発売すると聞き、ふみっちーは発表会に行ってきました。
「口腔は健康の入り口であり、お口の働きと体の健康は密接に関わっています」とお話してくださったのは、花王 パーソナルヘルスケア研究所の細矢さん。
歯や歯ぐき、唾液の分泌状態などお口の働きがいいと、「歯が残る」→「栄養摂取が良好」→「体力の維持・増加」→「人との交流が増える」→「口をよく使う」と正のスパイラルが生まれます。
それに比べて、お口の働きが悪いと「歯が抜ける」→「栄養摂取が不十分」→「体力が低下」→「人との交流が減る」→「口を使わなくなる」と負のスパイラルにはまってしまうわけです。
歯を残すことは、医療費削減につながるのもわかっているんですって。ね!? ここはぜひとも、正のスパイラルを死守したいですよね!
しかしその一方で、歯が残ることによる悩みの増加も浮き彫りになってきているそうで…。
「歯の根元が黄ばんできた」「歯がしみる」「歯ぐきヤセにともなう知覚過敏やむし歯」「歯の間がすいてきた」「歯が長くなってきた」「治療した歯がまたむし歯に……」。じつはこれには
加齢やストレスによる唾液量の低下
も関係があるのだそうです。
唾液には、歯を再生する再石灰化作用、汚れを取る浄化作用、酸を中和する緩衛作用があります。
それが唾液の分泌が減少しまうことで口中が汚れやすくなり、歯には歯垢もつきやすくなり、さらに歯垢の下では酸によって歯の表面からカルシウムなどのミネラルが流出して、唾液による再石灰化が行われずに歯質が弱くなってしまうというのです。
カルシウムなどのミネラルが流出したままだと、歯の表面は
「初期むし歯」
状態に。「初期むし歯」については、東京歯科大学 組織・発生学講座 准教授の見明康雄先生が説明してくださいました。
「一般的に言う『歯』とは、表面のエナメル質の部分です。近ごろは大きなむし歯は減少していますが、加齢に伴い、初期むし歯のある人が増えてきている傾向にあります」
特に大人の女性に増えているそうで、それにはホルモンの変化や、妊娠や出産などで歯みがきがおろそかになっていた時期があることも関係しているのだとか。
「むし歯まで進行して穴が空いてしまったら、きちんと治療することが必要になってきます。しかし、初期むし歯は、歯が再石灰化されることで治療に通わずとも治すことができます。ぜひこの段階で、対策してほしいのです」
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見明先生は、キシリトールと歯の関係について、以前から研究しているそうです。食後にキシリトールを口中に取り入れると、唾液の分泌作用、唾液の洗浄作用を発揮し、口中に酸をつくるのを防ぐため、むし歯になるのを予防してくれるのだとか。
さらに、フッ素、カルシウムの組み合わせは、歯の再石灰化にとても重要だといいます。
「再石灰化させると、エナメル質の結晶は元のものより大きくなることもわかっています」
すごいですね! 私たちの「歯」。いわば、肌のターンオーバーのようなことを繰り返しているのです。肌荒れしないよう毎日のスキンケアをするように、歯も正しく丁寧なハミガキが重要だというわけです。
そんな背景から生まれたのが…。
4月30日(土)に新発売となるこのハミガキ「クリアクリーン プレミアム」(オープン価格)。清涼感が続くプレミアムミントの香味です。
このハミガキに採用された技術について、紹介してくださったのは花王 パーソナルヘルスケア研究所の松岡さん。
歯の再石灰化に大切なのは、ハミガキに含まれたフッ素。しかし、いくらフッ素が配合されたハミガキでも、唾液やすすぐことで口中から流出してしまうのが 大きな課題だったそう。また、唾液の分泌が減って、歯垢の下でカルシウムなどのミネラルが流出しやすくなっている大人の口内環境にも注目。そこで新商品のハミガキには
フッ素+キシリトール(カルシウム補助剤)+GPカルシウム(吸着促進剤)
を花王独自の技術で配合。くだける顆粒で歯垢を除去しながら、フッ素がカルシウムなどの取り込みを促進、歯質を強化してムシ歯を予防します。
TVCMにはクルム伊達公子さんを起用。うんうん、彼女の歯って、まさにふみっちーの理想かも♪
健やかな歯のためには、何といっても毎日のハミガキがとても大切です。「クリアクリーン」のサイトも、ぜひチェックしてみてくださいね!