更年期の不調をきっかけに漢方を取り入れたという主婦の神森さんにうかがう体験談。
かかりつけの漢方薬局で処方してもらう以外にも取り入れている養生を教えていただきました。
1963年生まれ。主婦。
幼少期からの虚弱体質やPMS(月経前症候群)を改善するため、漢方愛用者の母の影響で、小学生の頃から漢方薬に親しむ。その後、更年期による不定愁訴の緩和、体質改善のために本格的に漢方を取り入れ、体調管理を続行中。
神森さんの〝かかりつけ〞漢方薬局は、「テンミョウ薬局」(神奈川県横浜市青葉区柿の木台4-1 ☎045-974-4476)
漢方薬局で買える市販の漢方薬でも体調管理。
「半夏瀉心湯は胃腸を整えたいとき、香蘇散や開気丸は気を巡らせたいとき、ニ至丹はホルモンバランスを整えたいとき、亀齢寿はエイジングケアに、天王補心丹は不眠改善などに有効。経験上、何を飲んだらいいのかわかるようになってきましたが、不安なときはテンミョウ薬局に電話して相談も。何を何粒、何を何粒とご指導いただいています」。
胃腸を元気にするなつめ茶も愛飲中
「母お手製のあずき袋は10年くらい愛用。じんわり温まるので、生理痛などの緩和に重宝しています。竹踏みやツボ押し棒などによるツボ刺激、血行促進も元気のもとになっています」。
写真手前の指ツボリングはテンミョウ薬局で、オレンジの足ツボ押しはシンガポールの足裏マッサージ店で購入
※ 記事に書かれている漢方薬・医薬品は、個人の体質や状態により効き方が違います。
※漢方薬・ 医薬品の購入については、医師または薬剤師、登録販売者にご相談ください。
撮影/フルフォード海 取材・原文/蕨 康子