OurAge世代の女性に聞く「漢方」体験談。
3人目のA美さんは乳がん治療の副作用の緩和のため、漢方が役立ったといいます。
CASE.3
「がん治療の副作用を漢方薬で緩和。救われました」
38歳で乳がんを発症し、46歳で再発。抗がん剤を使った治療の副作用の緩和のために、下記のクリニックを受診。
「十全大補湯は私の体質に合っており、元気のもと。朝起きたらお湯を沸かして漢方薬を飲み、夕食前の空腹時にも飲むという習慣も、気に入っています」。
●「芝大門 いまづ クリニック」東京都港区芝大門1-1-14 ☎03-6432-4976
38歳で乳がんを発症したA美さん。
「手術後、乳腺炎を繰り返していた頃、妹のすすめで漢方薬を取り入れることに。初めて処方された十全大補湯を飲みはじめたところ、2週間で炎症が治まったため、すごい! と思いました」
その後、46歳のときに乳がんを再発。
「前回より強い化学療法に頼らざるを得なかったため、副作用がひどく、妹や夫が以前から漢方治療を受けていたクリニック(上記)の今津嘉宏院長に夫が相談。私もすぐに受診しました」
今津先生は、がん治療の副作用を緩和する漢方薬研究の第一人者。しびれや炎症など、次々と起こる症状に、その時々のベストな処方で対応。
「今津先生は西洋医学と漢方医学の両方に精通した方。化学療法の何時間前にこれ、何時間後にこれを、ときめ細かく、副作用のピークに合わせて処方してくださいます。日々救われる思いで感謝していますし、今後も漢方で体調管理を続けていきたいと思います」
A美さんが、今まで病院で処方してもらったことがある漢方薬
※ 記事に書かれている医薬品の効果・効能に関しては、あくまで個人の感想です。
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取材・原文/蕨 康子