美容・医療ジャーナリスト、海野由利子さんの体験談をご紹介。50代に入ってから、ボトックス注射や照射系の治療でまぶたのたるみ改善をしていたのだとか。しかしまぶたの重みは取れず、眼瞼下垂の手術に踏み切ったそうです。
見た目も考えてくれる
ドクターに任せてよかった
海野由利子さんの場合
Yuriko Umino
1959年生まれ。美容・医療ジャーナリスト。美容、美容医療、アンチエイジング医療などの分野を取材し、女性誌を中心に企画、執筆。日本抗加齢医学会、加齢画像研究会会員
眼瞼下垂に関しては、形成外科などの学会でも多くの症例を見ていたので“加齢で視野が狭まる機能低下”と理解ができていて、自分もそうなったら手術をしようと機会をうかがっていました。50代に入ってからは、ボトックス注射や照射系の治療でまぶたのたるみ改善をしていましたが、どうにもまぶたが重くなり、何人かの医師から「そろそろ手術のしどき」と“お墨付き”もいただいたので(笑)治療に踏み切りました。
治療は眼瞼下垂手術の症例が多く、美的感覚に共感でき、信頼している形成外科医にお願いしました。通院できるエリアにクリニックがあることも重要です。診察でまぶたのたるみと挙筋腱膜の伸びが原因とわかり、両方の緩みを切除。丁寧な説明に納得し、安心して手術に臨めました。
黒目の見え方が違うのはもちろん、眼瞼下垂になると眉が上がってしまうので、その分加齢を感じる表情になるのですが、術後は元に戻りました!
意外だったのは、術中も術後も痛みがほとんどなかったこと。処方された痛み止めも飲まなかったほどです。腫れは翌日が最大で、3日後からは薄いサングラスをして仕事に出かけてました。1週間後に抜糸。腫れがひくまでは1カ月程度かかりましたが、仕上がりも自然で気に入っています。
〈カルテ〉
【治療した年度】
2014年
【治療したクリニック】
自由が丘クリニック
東京都目黒区八雲3-12-10 パークヴィラ2・3F
☎0800-808-8200
診療時間/10:00~19:00(予約制)
休診日/木曜日
【術式】
挙筋腱膜前転術+埋没式眼瞼下垂術(瞼を整える術式)
【治療費用の目安】
約35万円(自由診療)
【やってよかったこと・変わったこと】
眉を持ち上げなくてもよくなり「見る」ことが楽になったし、見た目の印象も数年前に戻った感じが。原因を改善する治療法なので、効果も長く続きそうで安心できました。
イラスト/内藤しなこ 構成・原文/伊藤まなび